たびタビ旅
旅日記。中南米、アジアなどの2年4ヶ月半の旅。

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西寧の近郊にあるチベット仏教の寺院タール寺へ行きます。
ここはチベット仏教最大の宗派であるゲルグ派の始祖ツォンカパの生地に建てられたゲルグ派6大寺院のひとつでありまうすが、完全に観光地化されてしまっていて警察に追い返される心配は全くありません。

そこに向かっているバスに乗っていると途中の停留所で通路に立っていた乗客が全員降りてしまいました。
変なところで降りるもんだなと思っていると、バスは走り出しチェックポイントのような建物の前で止まります。
そこで車掌が何か手続きのようなことをするとバスは走り出します。
そして、ぐるっと回ったと思ったら、再びさっきの停留所の止まります。
そこには先ほど降りた乗客が待っていて、また乗り込んできました。
どうやらそのチェックポイントを通る時は、定員オーバーしてはいけないという決まりがあるようなのです。
そんな規則が中国にあるなんて驚きですが、それをなんとか形だけクリアーしてできるだけたくさんのお客を乗せてようとする中国人の商魂たくましさはさすがというしかありません。
チェックする側の警察もそんなこと分かってて目をつぶっていると思うのですけどね。
でも、その後もバスの前にパトカーが現れると、運転手は通路に立っている乗客に向かってみんな隠れろって支持をし、みんな通路にしゃがんでいる様はおもしろかったですけど。

タール寺には一時間ほどで着きます。
ここは観光地化されているだけあって、しっかり入場料をとられます。
しかも、高い!!
なんと80元(約1300円)もします。
ガイドブックに載っている2、3年前のデータでは35元なのに、値上げするにも程があるってもんです。
しかし、なんとか納得できるのは、中国には入場料に外国人料金がないっていうことなのです。
物価の面から考えるとあっても全くおかしくはないと思うのですが、これに関しては中国政府あっぱれと言うしかありません。
これでチケットの値段そのものが安ければ言うことないんですけどねぇ。
そして、驚くのはこの高い入場料を払って大勢の中国人が観光しにきているということなのです。
と言うか、ここに来ている観光客は中国人ばかりで外国人の姿は見かけません。
よくこれだけの金額を払える中国人がたくさんいるもんだと思ってしまいます。
多分、日本での物価の感覚で言えば、1万円払ってお寺を観光しているようなもんです。
やはり一部の中国人はかなり裕福になってきているということなのでしょう。

そして、これだけのお金を払ってのこのタール寺なんですが、感想はかなり微妙といったところです。
やはりあまりにも観光地化され過ぎていて、この前、興海で見たセルゾンゴンパのような神秘さがないというか、全てが作り物のように感じてしまいます。
まぁ、それはここに来る前からある程度予想はしていたことなんですけれど。
しかし、そんな寺で五体投地をしてお祈りをしているチベット人が大勢いたのはちょっと意外でした。
五体投地とはチベット仏教でよく見られるお祈りの方法で、まっすぐ立っている姿勢から体を前に投げ出し、うつ伏せに体をまっすぐに伸ばし、また立ち上がり元に姿勢に戻るというものです。
体全体を使った運動みたいなもんで、けっこうきつそうです。
そんなことを、よぼよぼのおばあちゃんとかが一生懸命やっているので驚きです。
僕がやったら次の日には筋肉痛になることは間違いないですね。
日本の仏教でもこれを取り入れたらみんな足腰が丈夫になって健康になること間違いない!?

たくさんの中国人観光客の喧騒を離れ、少し高台にあるお寺まで行きます。
ここはそれほど重要なお寺でないのか、観光客の姿もほとんどありません。
こんな所の方がのんびりとできていいなと思って遠くの景色を見たりしてしばしぼーっとしていると、若いチベット人の僧侶に声を掛けられました。
ここのお寺のお坊さんたちはあまりフレンドリーな感じがしていなかったので、ちょっと驚きました。
さらに驚くことに、このお坊さんは、「こんにちは。」と日本語で話しかけてきたのです。
どうやら彼は日本人の友達がいるとかで、「こんにちは。」とか「ありがとう。」とかすごく簡単な日本語を知っているようなのです。
彼はこの寺に住んでいると言います。
しばらく片言の話をしているとチベットと中国の話になりました。
すると彼はお寺の建物の上の方を指差しました。
そこには監視カメラが設置されていました。
今年3月に起こったチベット暴動の後に取り付けられたと言います。
ウイグルの町の街角にも同じようなカメラがあったものです。
彼はやってられないよみたいな顔をして笑いました。
果たしてこれからチベットはいったいどうなるのでしょうかね。
そして、この高い入場料、ちゃんとこのお寺のために使ってくれているんでしょうかねぇ〜。
| sin | 中国(2) | 19:33 | comments(0) | trackbacks(0) |
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