たびタビ旅
旅日記。中南米、アジアなどの2年4ヶ月半の旅。

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アデンからバスは東へ、アラビア海沿いの一本道をひた走ります。
右を見れば、そこにはエメラルド色の海。
左には、茶色の荒野が広がり、その奥には赤茶けた山が連なるのが見える。
アラビア半島を、異国の地を、旅しているのだという実感が沸きます。
同じような荒野の中を走っているためか、南米パタゴニアを旅した時のことを思い出したりもします。

バスは、突然、停車します。
そこには、なにか建物があるわけではない。
やはり、そこには砂漠と海が見えるだけ。
乗客はバスを降りていきます。
そう、トイレ休憩です。
と言ってもこんな場所にトイレがある訳でもなく、みんな思い思いの場所に散っていき、用をたします。
しかし、その光景で日本とあきらかに違うことがあります。
それは、みんな男なのにもかかわらず、しゃがんで小便をしているということなのです。
立ちションならぬ、座りションなのです。
視界を遮るような高い木などがない砂漠や荒野ばかりの世界では、立ってするよりも座ってするほうが自然のことなのでしょう。
しかし、日本で育ち、立ってすることに慣れた僕にはやはり違和感を感じざるをえません。

ふと、いつかインターネットで読んだある記事を思い出しました。
詳しい数字は覚えてないのですが、日本人男性のかなりの割合の人(多分3割とか4割)が、家で小便をする時には便座に座ってするという内容のもの。
僕にとっては、この数字はちょっとしたショックでありました。
男って立って小便をするものではないのかと。
その記事の中で挙げられていた座ってする主な理由は、立ってすると便器の周りに小便が飛び散り汚れてしまうため、奥さんなどから立ってすることを禁じられたというもの。
おいおい男たるものそんなことを言われたくらいで、座ってやってしまっていいものなのか。
男としてのプライドはないのかと僕は声を大にして言いたい。
そんなしょうもないプライドを持っててなんの意味がある訳?なんてことを嫁さんから言われてしまうのでしょうか。
独身の僕には到底理解できないような、恐ろしい問題がそこに秘められているのでしょうか。
そんな僕にも座ってする日が訪れるのかもしれません。
あの頃はまだ若かったな、なんて考えながら‥‥。

アラビア半島の荒野の中でふとそんなことを考えてしまったのでした。
| sin | イエメン(2) | 16:05 | comments(0) | trackbacks(0) |
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