たびタビ旅
旅日記。中南米、アジアなどの2年4ヶ月半の旅。

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朝起きると、やはりと言うか当たり前と言うか、全身筋肉痛である。
若いから筋肉痛がすぐ翌日くるのだと軽口をたたく気も起こらない。
多分、明日になってもっと痛くなるに違いない。
動きは、ぎくしゃくぎくしゃく、まるでロボットです。
体が痛いよ〜、だるいよ〜、しんどいよ〜。
おまけに昨日、汗をいっぱいかき水を飲みまくったのが悪かったのか、お腹もピーピーです。
泣きっ面に蜂、弱り目にたたり目、傷口に塩、そんな言葉を呟いてみたところで、下痢が治るわけではありません。
それでも、予定より長くホデイダに滞在していることもあり、次なる目的地ザビードに移動しなければなりません。

ザビードへは乗合タクシーで向かいます。
ザビードは、世界遺産にも指定されている古い町。
南部アラビアの学問の中心地で、819年にはアラブで初めて大学が設立されたとうい学問の都市であったのです。
当初の予定では、この町に一泊しようかと考えていたのですが、この町に着いた時に出会った英語がぺらぺらのガイドが、何故かこの町は暑いしたいしたホテルがないからタイズまで行って泊まったほうがいいと強く勧めます。
確かにすごく寂れた町なので、その忠告に従い、荷物をレストランに預け、観光だけすることにします。
小さい町なので、2時間ほどで見終わります。
しかし、この町もほんとうに暑い。
こんな場所で勉強しなければならなかった、古の学生たちはさぞかし大変だったであろうとその苦労がしのばれます。
クーラーが効いた教室があっても勉強しなかった僕なんか、こんな場所ではけっして無理であったでしょう。

観光を終え、再び乗合タクシーに乗り、タイズへと向かいます。
タイズは標高1400mに位置する山間の町。
そのためホデイダやザビートと違い、かなり涼しく快適。
ここまで来て正解だったかもしれません。
タイズに着いた時には、夜7時を回っており、すっかり日は沈んでおり辺りは真っ暗です。
乗合タクシーを降り、ガイドブックに載っている安い宿を目指して歩き始めます。
地図で見ると3キロほどの距離に思えたので、十分歩くことができると判断して歩き始めたのですが、いきなりの上り坂でちょっとつらい。
昨日のレスリングによる筋肉痛に加え、今日歩き回った疲れもありかなり体はだるい。
おまけに辺りは真っ暗なこともあり、歩いている道が正しいのかも定かでない。
疲れと不安でいらいらしてくる。
こんなことならザビートに泊まっておくべきであったか。
とりあえず道があっているか確認しようと立ち止まり、近くにいたおっちゃんにホテルの名前を告げ訊いてみる。
おっちゃんは、困ったような顔をしてしばらく思案した後、ちょっと待っとけと言って僕をそこに残し家の中に入っていった。
そして、再び姿を現した時には、手にカギを持っていて、車で連れて行ってやるから乗っていけと言う。
お言葉に甘えて乗せてもらう。
そうして、連れて行ってもらったホテルは、とても歩いていけるとは思えない遠い場所にあり、しかもかなり奥まった分かりにくい細い路地にあり、自力で探したのならかなり迷っただろうと思われる。
おっちゃんは、ここだよとホテルの前で僕を降ろすと、何も言わずそのまま走り去っていった。
イエメン人の親切はいつものことなんですが、今日の疲労困憊の僕にはいつも以上にありがたく感じました。
僕も他人には優しくありたいもんです。
| sin | イエメン | 00:37 | comments(0) | trackbacks(0) |
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