たびタビ旅
旅日記。中南米、アジアなどの2年4ヶ月半の旅。

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以前にもこのブログで書いたかもしれませんが、実は僕、大学時代レスリング部に所属していたのです。
この小心者の僕がレスリング?と思われるかもしれませんが、事実なのだからしょうがない。
大学から始めたこともあり、けっして強いとはいえなかったのですが、一応4年間やっておりました。
もう15年近くも前の話ではありますが。
今では、すっかり筋肉も落ち、その分脂肪のついたたるんだ体になってしまいましたが。
(現役時代もぶよぶよのたるんだ体をしていたじゃないか!!という突っ込みはご遠慮下さい。)
そんな僕が、ここホデイダでレスリングをすることになろうとは、誰が予想できたでしょうか‥‥。

きっかけは一昨日の結婚式でした。
そこにいた若い兄ちゃんが僕の耳を見て、レスリングをやっていたのかと尋ねてきました。
意外と知らない人も多いのですが、レスリングや柔道などの格闘技やラグビーなど耳を強くこする運動をしていると、耳の中で内出血を起こし、それが固まり耳の形が変形してしまうのです。
テレビなどで、格闘家の耳を注意深くみると、気づくことになるでしょう。
僕の耳もそのようにつぶれているのですが、その兄ちゃんはそれに気がつき僕に話しかけてきた次第です。
よく日本人であると言うと、空手をやっているのかと言われることが多いのですが、レスリングをやっていたのかと訊かれたのは初めてなので少し驚きました。
しかし、その場では相手も英語がほとんど話せないこともあり、それ以上深い話にはなりませんでした。
それが、昨日、町を歩いていると、偶然レスリングをやっているという兄ちゃんに声をかけられたのです。
僕の方は彼のことを覚えていなかったのですが、彼の方は結婚式場でレスリングの話をした時に近くにいて僕を見ていたようでした。
そして、彼は、明日みんなでレスリングの練習をするから、是非一緒に参加してくれないかと言ってきたのです。
僕は、明日にでも次の町に移動する予定でありましたし、第一今さらレスリングをする自信もなかったのですぐさま断ったのですが、その後夕食に誘われ、いろんな場所を連れ回され、たくさんのレスリング関係者に引き合わされ、いつの間にか参加せざるをえない状況になってしまったのです。

そうして、今日の夕方5時過ぎに昨日会った兄ちゃん、マルワンとムスタファと一緒に練習場に行きます。
彼らは本当に親切で、僕のために練習用の服とシューズを提供してくれ、ご飯も奢ってくれました。
会計の時、みんなでお金を寄せ集めて飯代を出すので、見ていてあまりにも忍びなく何度も僕が払うと言ったのですが、けっして払わせてはくれませんでした。
会場に着くと、2、30名くらいの男の子が輪になり準備運動をしていました。
僕は、もっと人数が少ないのかと思っていたので少々びびります。
意外と本格的じゃないか!
僕もすぐさまその輪の中に入り、一緒に体を動かします。
ぐるぐると円になり走りながら、跳ねたり、しゃがんだり、捻ったり、時には腕立て伏せをしたりします。
おじさんには、もうこの時点できつすぎます。
すでに体が悲鳴をあげています。
そして、お次は柔軟体操。
床に座り足を伸ばして、前屈です。
見事なほどに曲がらない。
指先は、つま先まではるか遠く‥‥。
いてててて。

そして、いよいよ本番です。
スパーリングを始めます。
最初、僕は、みんながするのを横で眺めています。
幸いなことに、ここのレスリングのレベルはそう高くないように思えます。
これなら今の僕でもなんとかなるかもしれない。
少し余裕がでます。
しばらくすると、コーチが僕の方に来て、スパーリングをやってくれないかと言ってきました。
いよいよです。
胸の鼓動が高まります。
相手は、僕よりも一回り体が小さいもののなかなかの体の持ち主。
ここまできたらやるしかない。
よし、やるか!
覚悟を決めます。
相手とガッ、と組み合います。
この感覚久しぶりです。
そこから、さびついた体にムチを打ち、忘れかけた技を繰り出します。
く、苦しい。
すぐに息があがります。
レスリングってこんなにしんどかったっけ。
それでも相手がほとんど素人であったこともあり、なんとかフォールして勝つことができました。
なんとか日本のレスリング界の面子は保ちましたぜ〜。
よれよれ、ぎりぎりですけど‥‥。

こうして、学生時代の試合ではいつも一回戦負けで、なんの誇れるような実績のない僕ですが、イエメンで初めてレスリングの練習をした日本人(推定)として、その名をレスリング界に残す?ことになったのです。
でも、ほんと疲れました。
| sin | イエメン | 23:45 | comments(0) | trackbacks(0) |
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