たびタビ旅
旅日記。中南米、アジアなどの2年4ヶ月半の旅。

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またまた移動時間が6時間というかなり中途半端な夜行バスに乗り、トルヒーヨという町にやってきました。
ここの近郊には世界遺産でもあるチャチャンという、西暦1000〜1470年に存在していたチムーという国の遺跡があります。
ここは広さが28平方キロメートルもあり、6万人もの人が住んでいたプレインカ最大の都市だったのです。
そして現在でも、土のブロックを使い造られた高さ10メートルはありそうな城壁で囲まれた神殿や住居、墓地跡などが残っているのです。
この広大な土地には、そのような都市は全部で9つあるそうなのですが、一番保存状態がいい一つだけが観光客に開放されています。

しかし、この保存状態がいいというのもまた曲者です。
バスを降り、見学できる遺跡まで未舗装の土煙舞う道を歩いていきます。
その道中にもいくつもの朽ち果てた遺跡が見えます。
そして、その内のひとつではたくさんの人々が働いています。
何をしているのかと言うと、土のレンガを積み上げ、崩れ果てたその遺跡の城壁を造り直しているのです。
それは補修というレベルではなく、まさしく今、新しく造り上げているのです。
そこまでしていいのか?
補修と造り直すという行為の境目はどこにあるのだろうかという疑問が沸いてきます。
遺跡はどこまで新しく手を加えていいものなのか。
そういう目で見ると、この遺跡はすばらしいものだがちょっと前に造り直されたテーマパークのようなものではないかとさえ思ってしまいます。
しかし、この遺跡にかかわらず世界中にあるどの遺跡も大なり小なりそのような問題(学者に言わせれば別に問題でもなんでもないかもしれませんが。)を抱えているのでしょう。

遺跡を見終わり帰路に着くと、先ほど通りかかった遺跡では、相変わらずたくさんの人々が忙しそうに働いています。
その光景を写真に撮ろうとカメラを向けると、それに気づいた一人の若者が笑顔で僕に手を振ってくれます。
その姿は、働きもせずぶらぶらと旅を続ける僕にとって少し眩しくみえました。
補修や新しく作り直すかんなてどうでもいいことかもしれません。
だって、人が作っていることには変わりがないことなんですもんね。
| sin | ペルー | 08:52 | comments(0) | trackbacks(0) |
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