たびタビ旅
旅日記。中南米、アジアなどの2年4ヶ月半の旅。

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朝5時半に起きる。
山での生活は早寝早起き。
昨晩の雨は止んでいる。
しかし、これからどうなることやら。
テントなど一式を片付ける。
この時、寝袋がどうしても入れてあった袋に詰めこむことができない。
寝ている間に寝袋が成長したとしか考えられない。
手足を総動員して、なんとかねじり込んだ時には、30分も経っていた。
こんなことにこんなに時間を使うなんて・・・。

最初は、全ての荷物を背負っての移動だ。
湖の側を西に行くルートで、あまりアップダウンはないものの、次のキャンプ地までは約6時間の道のりだ。
快調にテンポ良く歩くが、時間が経つにつれ、バックパックが肩に食いこみ痛く辛くなってくる。
こんな時に道を間違えて、行き止まりになっていたりすると、泣きたくなる。
悔しいから、とりあえず1枚だけ写真を撮り、正しい道へと引き返す。
天気は快晴ではないものの、雨は降らず何とかもっているという感じだ。
1時過ぎに次のキャンプ場に到着。
すぐにテントを設置。
2日目だけあり手際の方はだいぶん良くなる。
やればできるね、僕も。

少し休憩を取り、今日はWの真ん中のコースを北上することにする。
坂道が続くがきつくは感じない。
午前中の重い荷物から解放されたので、体がすごく軽い。
走ってでも行けそうだ。
大リーガー養成ギブスを外した感じって言ったら分かってもらえるだろうか。
また景色が良いのも、気持ちを楽にする大きな要因だ。
歩き出してすぐ左手前方に、雪の積もった迫力ある山々がそびえているのが見える。
時おりカミナリが鳴ったようなゴロゴロと言う音を響かせ、雪が崩れ落ちていく。
そう、こういう景色を見るために僕は山へ来たんだよ。
その後も調子良く歩き続けますが、今日もやって参りました。
はい、雨です。
ここまで続くと、怒りを通り越して笑ってしまいそうです。
しかし、今日の天気はここからがいつもと一味違う。
何と30分後に止んだのだ。
やればできるじゃないか。
更に気分を良くし、時おり姿を見せる迫力ある山を見ながら登り続けます。
すると今度は、なんと雪が降って参りました。
ここまでくるともう何が降ろうと驚きません。
でも雪って、雨と違い何か風情があり良い。
最後の30分、足元はガレ場になり傾斜もかなり急になり一気に高度を上げます。
道も分かり難いが、積んである目印の石を頼りに歩き続けます。
そして、ようやく最後の地点までたどり着いた時、雪の勢いは更に増しており、回りの景色はほとんど見えません。
近くの大きな石に腰掛け、リュックの中からリンゴを取りだしかぶりつきます。
景色は見えないものの、昨日の様な怒りの感情は湧いてきません。
来る途中、所々で素晴しい山々を見ることができたからでしょうか。
それとも諦めに近いものなんでしょうか。
しかし、リンゴも食べ終わり、そろそろ帰ろうかと腰を上げて帰ろうとした時です。
ふと前を見ると、今まで見えなかった遠くの山々がうっすらとですがその姿を見せているではありませんか。
雪も止んできています。
5分、10分と時間が経つにつれ、よりハッキリと見えてきました。
うっすらとですが太陽まで出てきています。
ウォーすげー!
思わず拍手をしてしまいます。
いやー来て良かったトレスデルパイネ。
しばらくするとまた雪が降り始め、山はその姿をまた消していきました。
僕にとってパタゴニアの山の神さんがくれた最高の15分間でした。
| sin | チリ(2) | 00:06 | comments(0) | trackbacks(0) |
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