たびタビ旅
旅日記。中南米、アジアなどの2年4ヶ月半の旅。

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5時間ほどのフライトでシドニーに朝7時過ぎに到着。
時間は日本より1時間早いです。
今まで日本より遅い所を旅していたので変な感じがします。
入国審査、税関も問題なく通過。
いよいよオーストラリアです。
先進国です。
ということは物価が高いのです。

まず空港内で両替をしました。
1万円札を渡したら、係りのねえちゃんは手数料が8ドルかかるという。
また、4万円までは手数料が一緒なのでまとめて両替をした方が得だという。
なんやらよく分からないままとりあえず2万円してもらうことにする。
これでどうにかオーストラリアドルをゲット!!
と思ったが、あれ185ドルしかない。
僕が事前に調べたところ1オーストラリアドルは約90円ぐらいであったはず。
それだと、2万円で220ドルくらいもらわなければならない。
レ、レ、レートが悪すぎるのだ!!
それにしてもこの差額はいったいなんなんだ。
先進国なんでボルなんてことはないと思っていたのに。
ひ、ひどい、ひどすぎるぞ。

シドニーの中心街に出ようと空港を出る。
シャトルバスで向かうことにする。
30分もかからず市内に着くがその料金10ドル。
別にぼっている訳ではないが辛い。
宿は前もってネットで調べておいた所へ向かう。
ドミトリーの部屋で1泊18ドル。
うん、これは悪くない。
昼頃まで宿で休憩し、それから街を歩いてみる。
紀伊国屋を見つけたので入ってみる。
オーストラリアのガイドブックを持っていなかったのでとりあず立ち読みする。
これからいったい何処に行こうか。
しか〜し、どこに行くにも金が高い!
動物園だって2,30ドルはかかる。
バリでは一日1500円くらいで生活できたのに。

そりゃ先進国で物価が高いということを頭では理解している。
しかし、東南アジアで何十円を節約する生活を何ヶ月も続けてきた身にとって、この物価の上昇は正直こたえる。
頭をガツンと殴られたようだ。
オーストラリアを楽しもうという気力が湧いてこない。
来たのは間違いであったのだろうか。

しばらく歩き続けるが、土曜日のためか閉まっている店も多くなにやら寂しい雰囲気も感じる。
もちろん客引きなんてものはおらず話しかけてくる人はいない。
買わないけど「コレヤスイヨミルダケタダネ」とか誰か声をかけてくれないものか。
またしばらく歩いていると有名なオペラハウスが見えてきた。
とりあえず写真を撮る。
シドニーに来たって実感がした。
ふと前方をみると人だかりがある。
大道芸人がいるのだ。
その芸人は自転車に乗りながらお手玉をしたりしゃべったりしてみんなを笑わせたりしていた。
僕もベンチに座りのんびりと眺めた。
少し笑えた。
ちょっとリラックス。
少しはオーストラリアを楽しめるかな。


| sin | オーストラリア | 17:37 | comments(0) | trackbacks(0) |


一晩寝てだいぶん気分もすっきり。
そう言えば昨日は飛行機の中で2時間くらいしか寝てなかったのだ。
そりゃ気分も暗くなるってもんだね。
人間、睡眠が大切。

朝飯を食べ、トイレにも行き気分爽快、街に出る。
看板や標識はもちろん英語。
今まで文字が分からないのが当たり前だったので、何やらこそばいような新鮮味がある。
文字が読めるっていいね。

しばらく歩いていると下っ腹あたりが何やらもぞもぞとしてくる。
うっ、ぐるぐるる。
きた、きた、きた〜。
どこだトイレ、トイレ、トイレ。
あった!

(省略)

ふ〜助かった。
どうやら僕のお腹は東南アジアモードになっていたみたいです。
先進国モードに切り替えないといけないね。
| sin | オーストラリア | 19:00 | comments(0) | trackbacks(0) |


毎日シドニー市内をぷらぷらと歩いています。
宿は街の繁華街の近くなので周りにはたくさんのお店があります。
お洒落なカフェやブティックなどもたくさんあるのですが、日本人の僕にとって不思議に思うことがあります。
土日はたくさんの店が閉まっているのです。
それでは平日はどうかというと,開いていることは開いているのですが、6時くらいになるとさっさと店を閉めてしまします。
果たして土日が休みのオーストラリア人のサラリーマンの方々はいつ買い物をするのでしょうか。
もしかして仕事の途中、抜け出して服を買いに行ってたりして。

僕は服などは買わないのでそんな店は開いてようが閉まっていようが関係ないのですが、気軽に食べることのできるレストラン、食堂が少ないのには閉口します。
安くあげようとするとハンバーガーやフライドチキンのようなものしかありません。
いくらジャンクフード大好きな僕でも毎日マクドナルドやケンタッキーでは映画「スーパーサイズミー」ではないですが気分が悪くなってきそうです。
牛丼や立ち食いそばラーメン屋などなど安く食べられる飲食店がたくさんある日本ってすごい。
だれだ物価は東京が一番高いって行ったやつは。

でも、そんな僕に力強い味方が。
それは…
中華街!
中国4000年の歴史を思い知れ!!
ここで安いフードコートを見つけました。
安い、早い、旨い!!
これでシドニーで生きていけます。

| sin | オーストラリア | 18:20 | comments(3) | trackbacks(2) |


何かがおかしい。
時間の感覚がずれているというか変な違和感がある。
バリからシドニーに来たので時差ボケでもしているのだろうか。
などと漠然と考えていて、ふと壁にあった時計を見るとなんと僕の腕時計より1時間進んでいる。
なんてことだ、オーストラリアに入国した時にちゃんと合わせたはずなのに。
何故だ?
原因は、サマータイム。
この前の日曜日10月29日より、オーストラリアはサマータイムを始め時計が1時間早く進んでいたのでした。
そんなこと知らねぇよ。
誰か教えてくれたっていいじゃねえか。
しかし、これが飛行機の出発の日であったりしたらほんと大変なことでした。
怖い怖い。

そういうことでオーストラリアに夏が近づいてきてます。
僕が来た頃から比べても毎日毎日暖かくなっている感じがします。
着いた日は夜は長袖でないと寒かったのが、今では半袖で十分です。
ポカポカして気持ちの良い天気ということで、今日は動物園だ!
向かったのはタロンガ動物園。
シドニー市中心部からフェリーで行きます。
このフェリーからのシドニー市街の眺めもなかなか良い。
動物園への期待も高まります。
15分ほどで対岸に着きそこからバスで5分、とうとう来ました動物園。
さっそく入園します。
いましたいました、今日の一番の目的、コ・ア・ラ!
ふと振り返ってみると僕のこれまでの人生でまだ見たことなかったんですよね。
初コアラです。
この歳になって初めての経験というものはなかなか新鮮なものです。
どうだったかというと、ずばりカワイイです。
まるでヌイグルミのようで、生き物って感じがしません。
またその表情は深く何かを考えているようで哲学的でさえあります。
地球の未来を憂いているのでしょうか。

この動物園はコアラ以外にもカンガルー、カモノハシ、ウォンバットなどオーストラリア固有のものを始め、ライオン、トラ、チンパンジー、ゴリラ等々たくさんの種類の動物がおり、また鳥やオットセイ、アシカのショウがあったり、動物園自体が清潔で眺めが良いので気持ちよく過ごすことができました。
平日だったのでお客も少なくガラガラかと思っていましたが、良い季節だからでしょうか遠足の小学生や中学生、また小さな子供を連れた家族がたくさんおりなかなか賑やかでした。
一人で来ていたのは僕くらいでしたかねぇ。
でもね、たくさんの動物がいるから寂しくなんかないやい。







| sin | オーストラリア | 19:04 | comments(2) | trackbacks(0) |


シドニーに着いてから、チリ行きのチケットを探していました。
日本を出る時は、オーストラリアは南米と同じ南半球で日本よりも距離が近いので安く買えるかなと気軽に考えていたのですが、ところがどっこい高いのです。
そして、恒例の片道では売ることができません攻撃。
ほとんどの国の入国条件に出国用のチケットがあることという項目があるのは確かなのですが、実際それを厳格に適用している国はほとんどなくノーチェックで入国できるというのが実情です。
もし、それを咎められたとしても出国用のチケットを買えるのに十分なお金を持っていることを説明すると大抵は入れてくれるものです。
それなのに最近は旅行代理店が片道のチケットを売ってくれなくなったのです。
こっちで何とかすると言っても、ルールではこうなっていると言って一向にらちが明きません。
友達が教えてくれたのですが、何かトラブルがあった時に保険か何かの問題で旅行代理店と航空会社の間で揉めることがあるから最近はどこでも売ってくれなくなってきているようなのです。
しかし、とにかくチケットを買わないとどうしようもないので、往復の値段を確認しました。
するとTAXとか全て込みでおよそ2200ドル(1オーストラリアドルは約95円)。
高すぎます、20万円以上します。
これなら日本で買ったほうがよっぽど安いのではないか。
どうしようか悩んだ挙句、世界一周チケットのことが頭をよぎりました。

世界一周チケット。
それは文字通り世界を一周ぐるりとまわることができる飛行機のチケットです。
基本的には個別に買っていくより安くつくのですが、いろいろと条件があります。
まず、いくつかの航空会社のグループが共同で売り出しているので、そのグループ内の会社が就航している区間しか飛べない。
チケットの有効期間が1年間しかない。
あらかじめ飛ぶルートを決めておかなければならない等です。
僕は、旅をあまり縛られたくはないのであまり買うことには前向きではなかったのですが、これだけチリ行きのチケットが高く、またこれからも何処かへ飛行機で飛ぼうとするたびに往復チケットを求められるととんでもなく高くついてしまうことを考えると買わざるを得ないという結論に至りました。
値段は回る地域、飛ぶ距離などによっても変わってくるのですが、僕の場合は4650ドルほど。
これだけの出費は辛いことは辛いのですが、おかげで予定になかったエアーズロックにも行けることになりました。
普通に買うとシドニーからの往復で500〜700ドルくらいします。
この金額を払ってまでは行く気はなかったのですが、これも世界一周チケットに含まれるのです。
お得ですね。
やっぱりオーストラリアって言ったらエアーズロックだ!
登っちゃいますよ〜。



| sin | オーストラリア | 10:13 | comments(3) | trackbacks(6) |


シドニーにてまたまた日本人の友達と合流。
今回は昔、イスラエルを旅した時に知り合った女性Mさん。
5日間ほど一緒に旅をすることになりました。
シドニーの物価の高さに少し落ち込んでいた僕にとって知合いと会えることは嬉しいことです。
街を観光するにしても、一人で歩くより二人で話しながら歩くほうが楽しいのはもちろんです。
特に誰も話しかけてはくれない先進国を旅する場合は余計そう感じます。

シドニーに来たばかりのMさんをオペラハウスやハーバーブリッジに連れていってあげました。
僕が前、訪れた時はまだ日の明るい時間でしたが、今日は夕闇せまる夕暮れ時。
この前と違い暗闇の中に光輝く街並みは前回以上に綺麗でした。
多分ずっと一人だったら再び訪れることはなく見ることができなかったでしょう。
やはり何か行動を起こさないと感動する風景、出来事には出会いませんね。

夕食は、中華街へ行って中華料理を食べました。
複数で旅行していて一番良いなぁと思うのは、食事の時です。
やはり一人でもくもくと食べるよりは、大勢でわいわい話しながら食べるほうがおいしく感じられるもんです。
特にMさんのように美しく話題の豊富な女性と食べる時は。
あぁ、僕はなんて幸せもんなのでしょう。

Mさん、これくらいで勘弁していただけますでしょうか?




| sin | オーストラリア | 18:21 | comments(0) | trackbacks(0) |


やって参りましたよ、エアーズロック。
まさか来れるとは思ってませんでした。
だって飛行機のチケット代が高いんだもの。
でも、世界一周チケットを買ったため訪れることができました。
やっぱりオーストラリアと言えば、エアーズロック。
エアーズロックと言えば、オーストラリアです。

やっぱり来たからにはには登りたい。
ここは先住民アボリジニの聖地。
ここを登るということは彼らの神を冒涜するという行為。
彼らは観光客に登って欲しくはないが、お金のためしぶしぶ認めているという現状だ。
そういう事情を考慮すると登らないほうがいいかとも思ってしまうが、できるなら登ってみたい。

登ること自体は、体力的には難しくない。
誰でも登ることができる。
しかし、過去に何人もの人が転落して死亡しているので、少しでも風が強く危険だと判断されれば登ることが禁止されるのだ。
ここに来るまでは、そういうことは滅多にないものだと思っていたのだが、実はかなりの頻度であるみたいなのだ。
聞いた話によると、11月に入って登山が許可された日は、なんとたった1日。
す、少なすぎる。
山に関しては最近ついてない僕に登れるか?

朝、4時45分の小型バスに乗り、サンライズビューポイントまで向かう。
ここで朝日に照らされ真っ赤になるエアーズロックを見るのだ。
ここでは幸い天気も良く、綺麗な朝焼け、朝日に照らされるエアーズロックを見ることができた。
綺麗だ。
ついつい写真も撮りすぎてしまう。
いい感じじゃないか。

そして、そこからバスに乗りエアーズロックの麓まで向かう。
着いたのは6時半過ぎ。
ゲートは閉まっている。
果たして今日は開くの?
7時を過ぎた。
まだ、開かない。
心なしか風が強まった気がする。
駄目か。
公園の係員の自動車が動き出す。
帰っちまった…。
ああ〜なんてことだ〜。
やっぱり駄目だった。
日頃の行いが悪いのだとMさんとお互い責任を擦り付け合うがどうにもならない。
仕方がないので、ベンチに横になり迎えのバスを待つ。
朝が早かったのもあり、いつの間にか寝てしまう。

トントントン。
Mさんに起こされる。
ん?
「あれを見て」
ウ、ウォー、人がたくさん登ってるじゃないか。
ゲートが開いてるじゃないか。
やった〜登れるぞ!!
自分の日頃の行いが良いのだとMさんとお互い自分のすばらしさを主張する。

最初は岩に打ち付けられた鎖を掴みながら急な斜面を登っていく。
しかし、そこはたくさんの人で大渋滞。
おもしろいことに登っている人の8割ぐらいが日本人。
日本人はエアーズロックが大好きだ。
若い女の子が高い怖いとキャーキャー叫ぶ中、ちびりちびり登っていく。
景色がどんどん良くなっていく。
見渡す限りの赤茶けた荒野だ。
途中で鎖がなくなる。
帰りのバスの時間があるのだろうか体力的にきついのだろうか、大部分のツアーで来たと思われる日本人の人達はそこで引き返していく。
そこから登りは緩やかになる。
周りの景色を楽しみながら、岩に引かれた白い点線を頼りにたらたらと歩いていく。
そして、1時間ばかしたった頃であろうかとうとう天辺に到着。
360度ぐるりと見渡せます。
人もほとんどいなく、なんにも音がしません。
サンダルも脱ぎ捨て、地面に横になります。
空が青いです。

30分以上そうしてました。
アボリジニの人達には悪かったけれど、すばらしい聖なる地でした。
オーストラリア、来て良かったです。
また、いつの日か来てみたい。




| sin | オーストラリア | 19:40 | comments(2) | trackbacks(1) |
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