たびタビ旅
旅日記。中南米、アジアなどの2年4ヶ月半の旅。

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いよいよワイワッシュ山群へ8日間のトレッキングに出発。
ワイワッシュ山群は、ある雑誌によると世界で2番目に美しい景色を持つトレッキングコース。
まだ、夜も明けていない朝5時半にバス乗り場に行きます。
ワイワッシュ山群近くの町チキアンまで、バスでおよそ3時間。
そして、しばらく待った後、そこからは何故か(ツアー料金が安いからか?)真っ暗なトラックの荷台に積み込まれ、さらに山奥にある小さな村ヤマックまで行きます。
そして、そこからやっと歩き始めることになるのです。
今回のツアーのメンバーは、僕を含めて4名。
僕の他は、イスラエル人のジョーイとギリ、カナダ人の女の子タリアだ。
みんな年齢は22〜24才と若い。
いつものことながら30代は僕だけです。
う〜ん、みんなに遅れず付いていけるでしょうか。
このメンバーに加えて、ガイドのマルコとポーターのおっちゃん。
この6人で8日間過ごすことになるのだ。
みんないいやつだといいのだが。

昼1時過ぎに歩き始める。
大きな荷物はロバが運んでくれるので、水などを入れた小さなリュックだけ背負えばいいのでずいぶんと楽だ。
しばらく歩き続けるが、それ程大きな山や綺麗な山は現れない。
歩く道には、たまにバスやトラックも通り、砂埃を上げ走り去っていく。
これが世界で2番目?う〜ん?
マルコは明日は素晴らしい山が見えると言う。
それを信じよう。

夜はテントで寝袋にくるまって寝る。
夜空には、周りを360度ぐるっと囲む真っ黒な山のシルエットの間に、たくさんの星が見えます。
すごく綺麗です。
これを毎晩見ることができるだけで、ここに来た甲斐があるってもんです。
しかし、残念ながらその星空をゆっくりと堪能することはできません。
何故ならば、気温がすごく低いから。
星が綺麗だ〜という声も、がたがたと震えます。
さっさとテントの中にもぐり込みます。
寒さに震えながら朝起きると、温度計の数字はは0℃近くを指していました。
う〜ん、これも毎日続くのか。
| sin | ペルー(2) | 06:27 | comments(0) | trackbacks(2) |


朝6時過ぎに起き、パンとコカ茶という簡単な朝食を食べ7時半に出発。
昨日歩いてきた道をそのまま上がって行くのかと思いきや、キャンプ場のすぐ横にそびえ立つ大きな山の細い道を登っていくではありませんか。
しんどいけれど、やっと山に来たという実感がします。
4700m位の高さまで登り、空気も薄くなり歩くのも辛くなりますが、その分周りの景色は素晴らしいものとなります。
峠を下った後、昼飯を頂上に雪を抱く大きな山を見上げることができる広い野原で、ハムを挟んだパンを食べます。
昼食後、そこに横になりポカポカと照る太陽の下、うとうととしてしまいます。
ガイドのマルコは、休憩を頻繁に取ってくれるので、体力的にはあまりきつくはない。
2日目にもなると、他のメンバーの歩く速さ、体力なども把握できてきますが、幸いと言うかみんなそれほど体力がある方ではなく、むしろ僕が先頭を歩くことが多いという感じです。
まだまだ若いもんにゃ負けませんぜー。
って、こんな事を言うのがオッサンなんですよね。

今日2つ目の峠を越え下ると二日目のキャンプ地があります。
すぐ横には真っ青な色をした湖があり、見上げると鋭角的な頂上を持つかっこいい形の山が連なっているのが見えます。
いよいよワイワッシュ、本領発揮というところですかね。
ちなみにテントの設営、片付けは、ポーターのおっちゃんが全てやってくれます。
その他にも、荷物は運ばなくていいは、黙って座っていてもお茶やポップコーンが出てくるはで、すごく楽ちん。
なんか少し申しわけなく思ってしまうのは、貧乏性ってやつでしょうか。
まぁ、こんなトレッキングなら8日間も余裕ですね、ふふふ。
| sin | ペルー(2) | 08:47 | comments(0) | trackbacks(0) |


今日も朝7時半頃出発。
出だしから周りの景色がたまりません。
美しい山々、そしてこれまた美しい湖。
これです、これを求めてワイワッシュに来たのです。
山を歩く喜びが凝縮されているって感じです。
しかし、その喜びに比例するように歩くのがかなりきつい。
昨日まで楽勝だなと思っていたのは大間違い。
本当に厳しい上りが続きます。
空気も薄すぎます。
吸っても吸っても酸素が足りません。
横にいる人の呼吸しているのが見えると、僕の分の酸素を吸いすぎるなよ〜なんて訳の分からんこと考えてしまいます。
唯一の救いはマルコが昨日と同じ様に休憩をたくさん取ってくれると言うことでしょう。
ツアーでトレッキングすると、このように休憩を小まめにとってくれるのがいい。
おかげで、周りの風景を眺めたりしてのんびりする時間が持てる。
僕の場合、一人で歩くとどうしても先へ先へと急ぎ歩いてしまうので、なかなか景色を楽しむという余裕を持てないことが多いのです。
今日も、そのおかげで景色を存分に楽しむことができる。
また、写真もいっぱい撮りまくる。
綺麗だからというのもあるのだが、マルコが自分の写真を撮ってくれ撮ってくれとうるさいのだ。
どうやら、これからの客集め用に自分の山に登っている写真が欲しいみたいなのだ。
まぁ、デジカメなんでいくら撮っても問題はないのですが。
しかし、このマルコ、写真を撮られるときに、ひたすらジャンプ!!
湖の前で、ジャンプ!
岩の上で、ジャンプ!
山の天辺で、ジャンプ!
とにかく、自分がジャンプして空中に浮いている写真じゃないといやなようだ。
おかげで、僕も一緒に写る時は、もちろんジャンプさせられます。
でも、僕は疲れていて、高くは跳べません。
それでも、ジャンプ、ジャンプ、ジャンプ!!
今日は、歩いて、登って、跳んで、本当に疲れた一日でした。
| sin | ペルー(2) | 09:17 | comments(0) | trackbacks(0) |


本日も朝7時半頃に歩き始めますが、次のキャンプ地には1時前には到着。
そんなに早く着いて、その後はどうするのか。
それは、ここ4200m程の高地で、温泉に入るのです!!
はっきりいって、僕にとって今日は山歩きなんてどうでもいい。
温泉に入ることができれば、後はなんにもいらない。
それにしても、8日間の中日4日目にして温泉に入ることができるなんて、なんとタイミングの良い場所にあることなんでしょう。
これで、汚れきった体を洗うことができ、体の疲れも取ることができるってもんです。

キャンプ地から歩いて15分ほど歩くと、その温泉は見えてきました。
けっして大きな湯船ではないですが、なみなみとお湯が溜まっているのが見えるじゃありませんか。
僕らの他には、まだ誰の姿も見えません。
一番のりです。
さっさと服を脱ぎ、水着姿でその風呂にはいりま‥‥。
おおおおお!!!!!????
あっっつ〜〜〜いいい!!
熱すぎます。
しかし、日本男児たるものこれきしと、頑張って肩まで浸かるもののこれは到底我慢できるレベルではなく、あえなく退散。
う〜む、ここまで来て、温泉を諦めなくてはならないのか。
いや、そんなことは決して許されぬ。
見ると、湯船には今もじょろじょろと熱いお湯が流れ込んでいます。
まず、こいつをどうにかしなければ。
そして、その流れていく先を辿って行くことにします。
すると、10mほど先に、熱いお湯が流れている小さな川のような場所を発見。
そこを石で堰き止めてそのお湯をの流れを変え、湯船のほうに流してきているのです。
その川のお湯を触ってみると、熱いところと温いところがあります。
よって、その熱いほうの流れを石でブロックして、湯船のほうに来ないようにします。
すると、湯船に流れてくるのは温いお湯のみ。
これで、しばらくすればちょうど良い温度になるはずだ〜!!
ふふふふ、正義は勝つのだ〜!!

30分ぐらいして、なんとか入れるレベルの温度まで下がります。
そして、恐る恐る足から入っていきます。
おお、あつ〜い、けど、気持ちが良〜い。
これが、温泉ってもんです。
青い空、高くそびえる山を眺めながら入る、標高4200mあまりの露天風呂。
これが幸せじゃなかったら、何を幸せって言うんだ?
極楽、極楽です。
と、一人満喫しておったのですが、他の白人らは入ってこない。
足をちょこっとお湯につけると、オオートゥーホット!!って言ってそれ以上入ってこようとしない。
僕を見て、ジャパニーズはクレイジーだと言ってくる。
てやんでぇ、こっちは江戸っ子じゃねえけど、これくらいの熱さがちょうどいいんじゃい。
これが日本人じゃい!!
ということで、もっとお湯の温度が下がるまでのしばらくの間、そのお風呂を独占できるという優雅なひと時を過ごせたのでした。

| sin | ペルー(2) | 06:09 | comments(0) | trackbacks(1) |


朝、悲しいことが。
いつものように起きて、寒い中、テントの外、コンタクトレンズを着けようとしたら、風がピューと吹きまして、僕のコンタクトレンズがあわれピューとどっか飛んで行ってしまいました。
僕は、普段はほとんど眼鏡ばかりでコンタクトは着けないのですが、山を歩くときや海に泳ぎに行く時などたまに使っておりました。
それが、これからの旅では使えなくなってしまいました。
まぁ、なくても旅はできるので‥‥。
気を取り直して山歩き始めます。

今日は、標高5000mあまりの峠を2回も上り下りするかなりハードな一日。
しかし、昨日の温泉が良かったのか体は軽く感じます。
ガイドのマルコの後を続き、他の3名のメンバーを置き去りにしてがんがんと飛ばして歩きます。
いい感じです。
山も更にいい感じ。
空の青さもこれ以上ないってくらいの青さ。
高い所に来てるって実感がヒリヒリします。
一回目の峠をなんとか上り下りします。
そして、お次はサンアトニオと言う、すっごく綺麗な山、湖が見える絶景ポイントまで登ります。
しかし、ここは一回目とは比べものにならないくらいのきつい急勾配の登り道。
それに加えての空気の薄さ。
この5日間で一番きついといっても過言ではないでしょう。
のんびり歩けばいいものを、体の調子良さと、ここで休んだら負けだという変な体育会的な精神が出てきてしまい、ただひたすら頂上を、そして、足元を見つめ一歩一歩登って行きます。
足が重いというより、呼吸が苦しい。
もっと光を〜、じゃなくて酸素を〜。
1時間ほど歩き続けたでしょうか。
酸素が足りなさ過ぎて、軽い吐き気や目まいまでしてきます。
あとちょっと、あとちょっと。
後ろから来た人に抜かされそうになります。
こいつには負けられねぇ。
なんてまた意味の無い体育会的精神がぶりぶりと出てきてしまいます。
そして、倒れこむようにして頂上へ‥‥。
しばらく横に倒れて息を整えます。
そして、そこから見た世界は‥‥素晴らしいものでした。
美しい、それしか言葉が出てきません。
こんな風景があるからしんどい目をしても、山歩きってしてしまうのでしょうね。

近くにマルコが寄ってきて、言いました。
写真を撮ろう。
ジャンプだ、ジャンプだ、ジャンプだ。
ちょっと待ってくれ、マルコ。
僕には、その元気は、今は‥‥。
| sin | ペルー(2) | 06:49 | comments(0) | trackbacks(0) |


今日のコースは、4400mから3800m辺りまで下り、再び4400mまで戻るという今までと比べれば比較的低い場所を歩くことになり、体力的には楽になります。
標高も下がるということは、周りの景色も変わってくるということで、今までのように高い山は見えなくなりましたが、緑の木々の姿がたくさん目に付くようになります。
こういう変化も長いトレッキングでは嬉しいものです。
トレッキングを始めてから、ずっと天気が良く、今日ももちろん太陽がさんさんと輝いています。

これまでの所、このトレッキングは文句のつけようの無いくらい素晴らしいものでしたが、一つだけ残念なことがあります。
それは、歩いている途中に関所のような場所があり、そこでお金を徴収されるということです。
ネパールでも、パタゴニアでもお金を取られることはあるので、それはそれで仕方がない面もあるのですが、普通はその地域に入る時に、最初にいくらいくらといって払うものです。
それが、ここでは、毎日のように15ソル(約600円)づつ位払わなければならないのです。
せっかく気分良く歩いているときに、財布を出しお金を出すというのはあまり気分の良いものではありません。
多分、このワイワッシュの山の中にある村に対して払うといった形なのでこういうことになっていると思うのですが。
昔、トレッカーに対する地元の人たちの盗難や強盗が多発して、それを防ぐためにお金を払うようになったという噂も聞きました。
それが、本当なら悲しいことです。
田舎の人は純朴な良い人が多いと思われがちですが、どこにでも良い人、悪い人はいるもんです。

山を歩いていると、時折荷物を背負った馬、ロバの集団に追い越されます。
それは、僕らのテントや食料などを背負っているのです。
馬、ロバたちは本当にしんどそうに、細い山道をポーターのおっちゃんい追い立てられ登っていきます。
しかし、ロバってなんであんな悲しそうな顔をしているのでしょうか。
いつも何かを憂いている顔をしています。
時おり聞く鳴き声もウォーウォーウォーという感じで、腹の底から悲しみを吐き出しているようです。
ロバの幸福とはいったいなんなんでしょうか。
そんな、ロバとは対照的に元気いっぱいなのが、犬です。
何故かどのポーターも犬を一匹連れて歩いているのです。
別に荷物を背負ったり、何かから馬やロバを守るみたいな役目などもないのですが、とにかく一緒に横を歩いているのです。
山の中をお散歩できて嬉しいという風に、重い荷物を背負って苦渋の表情で歩く馬、ロバ、そして、もちろん息も絶え絶えの僕らの横を、身軽に駆け上がって行きます。
すごいねぇ、犬って。

僕らのグループにももちろん、犬がいます。
それは、大きさが30、40cmくらいしかないちっちゃな可愛い犬。
でも、その姿から想像ができないくらい凶暴。
撫でてやろうと手を持っていくと、歯を剥き出し吠えかかってきます。
なんだ、こいつは。
しかし、なんとかして馴らしてやろうと、毎日、パンなど少しづつ与えています。
でも、警戒してかけっして手からは食べようとはしません。
地面に置くと近寄って来て食べていきます。
それを、なんとか手から食べさせ、頭を撫でてやる。
これが、僕のトレッキング中の目標にもなっています。
なんか、この犬に思うように操られているような気もしない訳ではありませんが‥‥。
| sin | ペルー(2) | 07:35 | comments(0) | trackbacks(2) |


トレッキング7日目。
明日が最終日だが、明日は山から4時間ほどかけて村に下るだけなので、実質今日が山を歩く最終日と言ってもよい。
今日も、2回5000mほどの峠を越える。
しかし、一昨日登った時ほど道も急勾配ではなくまだ少し楽である。
それにさすがにずっと標高を4000m越える所で歩き寝てきたので、少し疲れも溜まってきており体も重く感じる。
そのため、無理して早く歩かず自分のペースでじっくり歩くように心掛ける。
本日は、ペルーで2番目に高い山を見ることができるなど景色を楽しむことのできる日なのだが、残念ながら晴天とはいかず雲が多い空模様だ。
そのため、頑張って5000mまで登ったものの、山の頂上付近は雲に覆われてしまっている。
8日間という長い間登っているので、こういう日があるのも致しかたがない。
むしろ、これまでずっと天気が良く、雨も降ることがなかったのを感謝するぐらいだ。
と言うか、もうかなり疲れきってしまって、景色を楽しむ余裕もなくなってきてしまっていると表現したほうが良いかもしれませんが‥‥。

キャンプ地に着くと、ガイドのマルコが羊を食べないかと尋ねてきた。
地元の牧場の人から羊を一匹買うことができるということなのだ。
それを、僕ら4名に他のグループの2名、更にそれぞれのガイド、ポーターの2名づつの全員で10名で食べようというのだ。
もちろん、支払いは僕ら旅行者だけで、ガイド、ポーターは払わない。
それでも、代金は羊一頭にそれを料理してくれて、85ソル(約3400円)。
一人あたり14、5ソルぐらいにしかならない。
こちらの値段で考えると少し高い気もするが、なかなか羊一頭をその場で殺して食べるということは経験できないし、ガイド、ポーターもいいやつらだったのでお礼代わりに奢ってあげることは全く問題ない。
しかし、イスラエル人のギリは15ソルは高くそんなに払いたくないから食べたくないと言う。
そして、それからどうするかみんなで話あった結果、ギリ以外のみんなで出し合って食べることになった。
お金を払うか、払わないかは個人の問題なのでそれはそれで仕方がないと思うのだが、たかが日本円にすると約600円くらいのもの。
日本でマクドナルドでセットを食ったってそれくらいかかります。
僕としては、せっかくだから参加した方が良いと思うのだが、それぞれの旅のスタイル、予算があるので干渉することはできない。
しかし、やはり旅をするからにはお金をけ節約することばかり考えるのではなく、使う時には使ったほうが良いとは思います。

そんなこんなで、どうにか羊を食べることに決定しました。
羊飼いのおっちゃんが羊を殺しに行くというので、そのような場面を見逃してはならんと付いていきます。  
おっちゃんは、山の斜面に広がって草を食む羊たちを追いたてていきます。
そして、羊を囲いの中に追い込んでいきます。
全ての羊を集めたと思うと、おっちゃんは羊たちを見回し、一頭の羊を捕まえ足つかみ逆さにひっくり返しました。
どうやら今晩の僕らのディナーが決定したようです。
そして、この羊をどっか連れていって殺すのかと思いきや、おばちゃんと二人でその羊を押さえつけ、ナイフを取り出します。
もしかして、ここで殺してしまうのでしょうか。
周りにはたくさんの羊たちもいるっていうのに。
そんな僕の思いとは裏腹に、羊の首の辺りに洗面器を置き、おっちゃんはグッサリとナイフを首に突き立てていきます。
真っ白な毛の間から赤い血が飛び散ります。
その血を洗面器で受けます。
あっという間に洗面器は血でいっぱいになります。
羊はほとんど抵抗することもなく動かなくなってしまいました。
その間、鳴き声をあげることもありませんでした。
不思議なのは周りの羊たち。
仲間が目の前で殺されているというのに、パニックになることもなく、その周りでうろうろしているだけです。
死というものに対して、感情はないのでしょうか。
僕は、このように動物を目の前で殺す場面を見たのは初めてなのですが、言葉も出ずう〜むと小さく唸り見続けることしかできませんでした。
おっちゃんと、おばちゃんは、その後も手際よく羊を捌いていき、 2、30分もすると羊ではなく、肉と毛皮になってしまいました。
先ほどまで元気に歩き回っていた羊。
それが、今では、単なる肉と毛皮。
なんか不思議な感じがします。

肉は、塩と香草のようなもので味をつけられ鍋で煮て料理されました。
それを、蒸かしたジャガイモと一緒に手で掴みかぶりつき食べました。
柔らかく、9人で食べたとは言えボリュームも満点で、お腹もいっぱい、うまかったです。
満足、満足。
でも、やはり時折、頭の片隅に羊の姿が浮かびます。
羊さん、しっかり美味しく食べさせてもらいましたので、どうぞ安らかに成仏して下さい。



| sin | ペルー(2) | 06:46 | comments(0) | trackbacks(0) |
 

最終日。
村を出るバスの出発時間が朝11時だということで、朝6時過ぎにはキャンプ地を出発。
山を4時間ほどかけて下るだけなので、体力的には楽である。
天気もまた晴天に戻りました。
山の高度を下げるに連れ、気温もじわりじわりと上がっていきます。
空気も濃く感じてきます。
そして、10時過ぎ、出発した村に戻ってきました。
あ〜やっと、終わったんだ。
充実感というより疲れがどっと来たという感じです。
一緒に下ってきた犬は元気いっぱい。
なにゆえそんなに元気なのだ。
頭を撫でてやろうとするが、いやがり遠くへ逃げていく。
吠えなくはなったものの、最後まで懐かなかった。
あんだけ食べ物をやったのに‥‥。

小さなバスに乗りチキアンまで移動。
そこで大きなバスに乗り換えワラスに戻ります。
14時出発なのでしばらく待ちます。
バス付近には20頭ほどの羊たちがいました。
そして、いよいよバスが出発するかなという時、なんとバスの係員たちはこの羊たちをバスのトランクに積み込み始めました。
おいおい、そんな所に羊って入れていいのか?
もういっぱいでそれ以上入れることは無理だろうと思っても、ギネスブックにでも挑戦するかのように、向きを変え押し込みなんとか入れていこうとします。
そうやって、不可能にも思えた、全ての羊をバスのトラックに詰め込むということに成功。
やればできるもんですね。
でも、羊って大変です。

3時間のドライブの後、ワラスに到着。
やっと帰った来ました。
長かった8日間でした。
バスを降りると、トランクも開けられたところでした。
羊たちは相変わらず不安そうな顔をして中にいました。
中は、糞と小便だらけ。
やっぱり怖くてちびってしまったのでしょうか。
下ろされると、羊たちは街中を一目散に駆け出し、逃げていきます。
バスの係りのおっちゃんたちは、必死の形相をして追いかけて行きます。
羊たちの反乱です。
頑張れ、逃げちまえ〜と思いましたが、みんなしばらくするとあえなく捕まり御用となりました。 
でも、次があるよ、次が、羊さん。

みんなと別れ、宿に戻ります。
そして、熱いシャワー。
汚れが落ちていきます。
気持ち良過ぎです。
体を拭き、きれいな服を着ます。
文明社会に戻ってきましたよ。


| sin | ペルー(2) | 08:13 | comments(0) | trackbacks(105) |


ワラスから首都であるペルーに夜行バスで移動。
リマはあまり見所はないのですが、ここで飛行機の便の予約をしなければならないので、宿にチェックインして飛行機会社のオフィスがある新市街の方に向かいます。
今はペルーの観光のハイシーズンなので、希望の日に乗れるか心配だったのですがなんとか無事予約できました。
これで、一安心。
残り2ヶ月弱の南米の旅となります。

その後、その周辺のリマでは一番おしゃれで賑やかな場所をぶらぶらと歩いてみます。
想像以上に現代的な街でびっくり。
大きなモールやデパートもあります。
スターバックスなどもありました。
ペルーを馬鹿にするなよと怒られそうですが、ペルーと言えば遺跡とか古いとかそのようなイメージが強いもので。

しかし、宿があるダウンタウンのほうは、イメージ通りと言うか、小汚い(活気あるとも言いますが)マーケットがたくさん立ち並ぶ、ごちゃごちゃとした町並み。
屋台もたくさんあり、歩いているだけでも楽しいです。
やっぱり僕にはこっちの方が肌にあうかな。
そして、嬉しいことにここにはチャイナタウンがあります。
それもかなりの規模。
中華料理店やら雑貨屋らが立ち並びます。
肉まんなども店先で売っております。
やっぱり中華ってすばらしい。
また、ここでは何故か沖縄そばも食うことができます。
さっぱりとしたこの味わい。
南米ではなかなか食べられないものです。
これまた、すばらしい。
そして、なんと大福もちまでもあるのです。
商品名は、ずばり「MOCHI」って書いてあります。
これがまた、柔らかくて中のアンコも甘すぎずなんとも絶妙な味わい。
ノスタルジックで美味しく感じるのではなく、日本で食べても十分美味いものです。
感動のあまり、クスコ行きの夜行バスでのおやつとしてたくさん買い込んでしまいました。
大福もち、ばんざい!!







| sin | ペルー(2) | 06:39 | comments(0) | trackbacks(0) |


昔、インカ帝国の首都であった町、クスコにやってきています。
ここに来る目的は、もちろんその古い町並みを見ることもあるのですが、一番はマチュピチュへ行くということなのです。
マチュピチュ‥‥、ペルーをいや南米を、いや世界を代表する遺跡。
南米に来て、どうしてここを見ないわけにいきましょうか。
南米に来てから7ヶ月あまり、とうとうその時がやってきたのであります。

マチュピチュを見るためには、クスコからマチュピチュ村というところに行かなければなりません。
しかし、そのマチュピチュ村にいくための交通機関は列車のみ。
そして、その列車代はなんと往復で70ドルほどもしてしまいます。
3時間半あまりの乗車時間なのに、これは、高すぎ〜る。
ということで、やはりどんなところにも抜け道はあるってもんで、バスやコレクティーボ(20人弱ほどの定員の小さなバス)を乗り継いで行くこともできるということを聞き、その方法で行くことにします。
これなら、わずか10ドルほどで行くことができます。
しかし、この行き方は、最後は2時間ほど歩かなければならないという難点があるのですが‥。

朝8時発のサンタマリアという小さな村へ行くバスに、同じ宿に泊まっていた日本人N君と乗り込みます。
アンデスの山の中の蛇行した道を、くねくねとバスは走ります。
その頂に雪を積もらせた山もあり、なかなか見ていて気分の良い景色です。
昔インカの人々はよくこんな山奥に都市を造ったものだと感心させられます。
バスは、昼2時半過ぎにサンタマルタに到着。
そこからコレクティーボに乗り換え、次はサンタテレサに向かいます。
このコレクティーボは、ほとんどが旅行者で、みんな僕らと同じでお金を節約してマチュピチュへ行こうとする人たちです。
旅の道連れができると、心強いもんです。
サンタテレサには、5時頃到着。
ここから水力発電所がある所までさらにコレクティーボで向かわなければなりません。
そのコレクティーボは、なかなか人が集まらなくてなかなか出発しないことが多いと事前に聞いて心配していました。
もし人が集まらなかったら、コレクティーボを高いお金を出して貸しきって行くか、はたまた3時間ほど歩いていくしかありません。
しかし、幸運なことに、サンタマリアから一緒に来た人たちの内10名が今日中にマチュピチュ村に行きたいということになったので、一人4ソル(約160円)というまずまずの値段で乗っていけることになりました。
そして、夕方6時水力発電所に到着。
ここからは、歩きです。
ここまでクスコからマチュピチュ村を通過して線路が続いています。
しかし、乗客が乗ることができるはマチュピチュ村までなので、ここからマチュピチュ村に列車に乗って行くことは残念ながらできないのです。
そのため、ここから線路の上を歩いて向かいます。
6時を過ぎると日も沈みます。
線路上には外灯もなく真っ暗です。
その中を懐中電灯の光だけをたよりにとぼとぼと歩いていきます。
線路は山の中を走り、周りには人の住んでいる気配はありません。
こんな所、一人じゃ怖くてびびっちゃいますね。
大勢いてホント良かったです。
はいはい、どうせ僕は小心者ですよ。

2時間ほど歩くと、外灯がぽつぽつと出現したりして、人の住む町の気配が漂ってきます。
そして、更に歩くこと30分あまり。
とうとう見えてきました、マチュピチュ村。
たくさんのホテルやレストランが立ち並ぶ、どこか日本の温泉街を思わせる雰囲気を持つ村。
時計は9時を回っています。
いや〜、長い一日だった。
とうとう辿り着いたのだ。
しかし、ここに来るのが最終目標なのではない。
そう、マチュピチュを見るのだ。
そのマチュピチュが、ここからバスでほんの2、30分ほど走った山の上に存在しているのだ。
明日、とうとう出会えます。








| sin | ペルー(2) | 08:10 | comments(0) | trackbacks(138) |
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