リオデジャネイロにて、再びサッカーを見に行きます。
目指すはマクラナカンスタジアム。
収容人数15万人という世界最大級のスタジアム。
地下鉄に乗って向かいます。
電車の中はたくさんの人で賑わっています。
期待が高まります。
駅に到着しました。
たくさんの人々と共に電車を降り‥‥と思ったら誰も降りず、あわてて人ごみをかき分けプラットホームに降り立ちます。
みんなビーチからの帰りだったのでしょうか。
スタジアムの方に歩き出します。
すぐに見えてきました。
スタジアムの周りは、サンパウロで見たときとは違い、人もまばらで閑散としています。
試合開始の2時間前の6時半ぐらいだったので、早すぎたのでしょうか。
ダフ屋も出ているわけもなく、なんなく切符を買うことができました。
スタジアムに入ります。
高さもそれほどなくとても15万人入るとは思えませんが、やっぱりでかいです。
しかし、観客はまばら。
はたしてこれで試合が始まるのか心配になってきます。
それでも試合開始まじかになるとだいぶ人が集まってきて、応援団がタイコでサンバのリズムを叩き盛り上がってきます。
僕が見たところ2、3万人の客の入りといったところでしょうか。
普通のスタジアムならそこそこの入りといったところですが、なんせ15万人ですから寂しいかぎりです。
あまりスタジアムが大きいのも問題ですね。
試合は、フルミネンサ対アメリカ。
地元のチームであるフルミネンサを応援します。
試合内容は、試合を通じ一方的にフルミネンサが攻め続けます。
しかし、点が入らない。
まるで日本代表の試合を見ているようです。
そして、前半ロスタイム試合終了まじかに逆襲のカウンターからあっさり1点取られてしまいました。
ハーフタイムになると、ゴール裏に陣取っていたファンが逆のゴールの方に移動し始めました。
応援するチームのゴールシーンを真近でみたいということでしょうか。
席が余りまくっているここならではの風景と言えるかもしれません。
後半もフルミネンサは攻めまくります。
しかし、やっぱり点は入りません。
そうして、しばらくするとオフサイドトラップの裏をつかれゴールキーパーと1対1になり再び点を取られてしまいました。
これで、0対2。
勝負ありです。
僕が応援するチームっていつも負けることが多いんですよね。
観客のみんなは負けて怒り狂うのかと心配しましたが、みんな意気消沈して下を向いてとぼとぼと歩いて帰ります。
驚いたことに相手サポーターも喜びの雄たけびをあげ一緒に歩いているのですが、喧嘩になることもなく大人しいもんです。
そう言えば観客の中にはカップルや小さい子供連れの家族もたくさんいたのですが、そのような客も気軽に来ることができる、穏やかなチームカラーなのでしょうか。
同じブラジルでもいろんなところがあるもんです。
でも、勝って欲しかったなぁ。