たびタビ旅
旅日記。中南米、アジアなどの2年4ヶ月半の旅。

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することがないので、映画を見に行くことに。
旅をしながらたまに映画を見に行くのだが、南米では映画館を見つけるのがなかなか難しい。
何故ならば町中心部にある映画館が潰れているからです。
街を歩いていて、閉鎖された映画館をよく見かけます。
映画館はどこに行ったかと言うと、郊外にあるモールの中にシネコンとして入っているのです。
そして、そのモールがどこにあるのかもよく分からないし、分かったとしてもそこに行くためにはバスやタクシーを利用しなければならないことが多く、わざわざそんな労力とお金をかけてまで映画を観る必要があるのかと言うことになってくる。
そんな訳で、たまに映画館を見かけると嬉しくなってしまいます。
そして、メデリンでは少し中心部から離れた宿に泊っているのですが、その近くにスーパーのカルフールがあり、なんとその中にシネコンがあったのです。
そういう訳で、早速、映画を見に行くことにしたのです。

カルフールに着き、映画を観る前にご飯を食べることに。
そして、惣菜コーナーのような所で買って食べることにします。
しかし、どうやって注文してお金を払えばいいのか分からない。
店員に尋ねるが、スペイン語でまくしたてられさっぱり分からない。
途方に暮れていると、すぐ横にいたスキンヘッドの兄ちゃんが英語で話しかけてきてくれました。
そして、僕の欲しい物を注文して買ってくれました。
ありがとう兄ちゃん。
コロンビアの人たちは、本当に親切な人が多い。
このような困っている時に助けてくれることも良くあるし、また、気軽にいろいろと話かけて くれる。
その後も、買ったご飯をテーブルに座って食べていると、同じテーブルにいたおばちゃんがスペイン語を話せないのかい?とか、どっから来たの?とかをたどたどしい英語で話しかけてきてくれます。
旅をするだけなら、言葉なんて話せなくても、なんとかバスに乗り、宿を見つけ、飯を食い、観光もできます。
でも、やっぱり人との出会いというのも、旅がもたらす素晴らしい要素の一つです。
しかし、言葉が話せないがために、そのせっかくの機会をみすみす逃がしてしまっている。
もったいない話です。
まぁ、しっかり勉強しない怠惰な自分が悪いんですけどね。

「300」と言う、300人ほどの人数で数万人の大軍に立ち向かうという、古代の戦いを描いたハリウッド映画を見ました。
なかなかスタイリッシュで斬新な映像で、内容はともかく楽しむことができました。
こういう映画を見た後は、字幕の流れるスクリーンを眺めながら、じっくりとその余韻に浸っていたいもんです。
しかし、こっちの映画館は字幕が流れ始めると、すぐに場内は明るくなり、場合によっては掃除なども始めてしまうので、のんびりと座っている雰囲気でなくなってしまうのは困ったもんです。
東南アジアなどでは、本編が終わり字幕が流れはじめると場内を開かるくするどころか、さっさとフィルムを止めてしまうこともあるので、それに比べればましでしょうか。
そんな訳で、なんとなくじっと座っていることもしずらく、立って字幕を眺めていると、近くにいた若い大学生ぐらいの男の子が「映画良かったね」と話しかけてきました。
一瞬なんだこいつは?と思いましたが、単に外国人と出会えたことが嬉しいだけみたいで、拙い英語で一生懸命話かけてきてくれます。
彼とは、その後ビールを飲みました。
それにしてもコロンビアの人はいろいろとかまってくれます。
でも残念ながら、若い女の子達は声をかけてくれないんですよねー。
それも、旅の素晴らしい要素の一つでもあるんですけど・・・。
| sin | コロンビア(2) | 07:20 | comments(3) | trackbacks(0) |


メデリンからコロンビアの首都ボゴタまで9時間かけて、夜行バスで移動。
朝、5時に到着しました。
僕は、しっかりと長ズボンをはき、靴も履いていたにもかかわらず、寒い寒い。
それもそのはずボゴタは標高2600mほどの場所にあるのです。
体を温めようとバスターミナル内のレストランに入り、温かいスープを注文します。
僕の座ったテーブルの横には、メデリンからのバスが一緒だったおばちゃん達がいて、少し話をしました。
彼女らは、僕に食べないからとパンをくれ、店を出る時には僕のスープの代金まで一緒に払ってくれました。
それから、町中心部に出ようとバスを探していると、今度は近くにいた兄ちゃんが乗るバスを教えてくれ、家が近いからとわざわざ僕の泊まるホテルの前まで連れて行ってくれました。
相変わらずコロンビア人にはよくしてもらってます。

ロストシティーツアーで一緒で仲良くなったコロンビア人家族に連絡をとります。
ボゴタに来たら、ぜひまた会おうと言われていたのです。
そして、家におじゃまさせてもらったのですが、やはり旅行ができるくらいなのである程度裕福みたいで、高そうな家具や置物が揃えられた高級感のあるマンション。
床もフローリングでピカピカに光っています。
こんな所に土足で上がるをなんとなく躊躇してしまうのは、日本人の性なんでしょうか。
そこの家族の18歳の女の子ラウラに街を案内してもれいます。
公園もあり緑も多く、とてものどかな雰囲気です。
治安の悪さなんてまったく感じません。
しかし、ラウラによると暗くなるとやはり危ないとのこと。
2年前には、ガードマンが常駐しているのにもかかわらず、空き巣に入られたらしい。
ラウラは英語が話せるので、いろいろと話しをしながら歩いたのですが、おもしろいのは、この場所で質の良いコカインが安く買えるなんて話がポンポンと出てくる。
マリファナも当たり前で、学校のクラスの子も半分以上が吸っているらしい。
さすが麻薬大国コロンビア。
日本では、たまに有名人が大麻所持で逮捕!!なんて、新聞やテレビなどででかでかと極悪人のように報道されるが、やっていることは一緒なのにこの違い。
おもしろいもんです。

夕食をご馳走になった後、ラウラと別れます。
そのまま家に帰っても良かったのですが、せっかくの週末なので数多くのレストランやバーやクラブが集まるゾナロサと呼ばれるボゴタで一番にぎやかな場所に行ってみることに。
しばらくぶらぶらと歩いた後、適当に人気のありそうなクラブに入ってみます。
僕は、クラブがあまり好きじゃないんです。
うまく踊れないし、第一盛り上がるのが真夜中なので眠くて辛い。
夜は、寝るもんですよ。
でも、今回はなかなか楽しかった。
流れる音楽が良かったってのもありますが、やはりここでもすぐに何人かのコロンビア人と仲良くなり、一緒に踊れたのが良かった。
年齢も考えず、閉店する3時ごろまで頑張って踊っちゃいましたよ〜。
仲良くなった女の子たちと一緒に店を出ましたが、外に出るとあっさりと「バーイ!」と言ってどっか行ってしまいました。
まぁ、こんなもんですけどね。
| sin | コロンビア(2) | 06:18 | comments(0) | trackbacks(0) |


コロンビアと言うと、すごく治安が悪く危ないとのイメージがありますが、実際は他の南米諸国と比べてもけっして危険という訳でなく、夜中に街を歩いてもそれほど怖くは感じません。
真夜中でもたくさんの警察官が街角に立っていますし、やはり国が治安回復に力を注いでいるからでしょうか。

宿に置いてある情報ノートを読んでいると、歩いて20分ほどの場所に「麻薬マーケット」なるものがあり、なかなかすごい場所であるとのこと。
いったいどんな所なのか行ってみなけりゃいかんということで、同じ宿に泊まっている日本人のY君と二人、向かいます。
道中はいたって普通の町並みで、歩いていて怖い感じなんてまったくしません。
こんなところに本当にそんな怪しげな場所があるのかなと思ってきます。
しかし、20分後、突然それは目の前に現れました。
そこはマーケットというより、薄汚れた狭い路地。
そこの一角だけにぎやかにたくさんの人がいて、路上に物を並べ売っていたりしますが、みんなその格好は汚れていて目はなにやら虚ろ。
地面には生きているのか死んでいるのか分からないたくさんのホームレスがねっ転がっています。
そこをおそるおそる歩いていると、これまた怪しげな男が寄ってきて、ヘロインか?コカインか?などと訊いてきます。
この雰囲気やばすぎます。
なんとか早足でその路地を駆け抜けます。
生きた心地しなかったです。
そんな所へ行くなよと言う人もいるかもしれませんが、実はここそれほど危険ではないんです。
何故ならばその路地の入り口には警察官がしっかりと立っていて監視しているから。
でも、僕は二度とそこには行きません。
だって、怖いんですもの。
すみません、調子乗ってました。
| sin | コロンビア(2) | 07:19 | comments(0) | trackbacks(0) |


ボゴタ郊外にある小さな町シパキラにY君と共に日帰りで出かけます。
ここには塩でできた教会があるのです。
昔、ここで岩塩を採掘していたらしく、その後の大きな空間を利用して作られたものです。
だから、けっしてケーキの家のように塩でできた真っ白な建物があるって訳ではなく、洞窟の中の教会っていう感じです。
本日水曜日は入場料が半額の日で12000ペソが6000ペソ(約350円)に。
こんなことがすごく嬉しい旅の日々です。
教会は想像以上に広い空間。
コンサートホールのような場所まであります。
壁を触って指を舐めてみると確かにしょっぱい。
所々に大きな十字架があり、それが青いライトで照らされておりなんとも幻想的な雰囲気。
こんな所で一人、瞑想なんてしてしまったら一発で悟りなんて開けちゃいそうです。

教会は見終わった後は、町にあるビリヤードや卓球の台を置いている店へ。
歩いている時に見つけ、これはぜひ卓球で勝負しようと言うことになったのです。
卓球をやるなんて久しぶり。
と言うよりスポーツをやること自体が久しぶり。
わくわくしてきます。
ちょうどY君とはレベルが一緒くらいで、白熱した戦いが繰り広げられます。
途中、地元の小学生くらいの男の子が勝負をしようと言ってきます。
その子はかなり本気モードで笑顔も無し。
こちらも大人気なく熱くなります。
1時間ほどしましたが、久しぶりにいい汗かきました。
その後は、カフェに行き、男二人でなんですが、甘いケーキと苦いコーヒーでのんびりなひと時。
大変、おいしゅうございました。

| sin | コロンビア(2) | 03:50 | comments(0) | trackbacks(1) |


僕は、賭け事をしない。
嫌いな訳ではないのだが、勝って儲けることはほとんどなく損してばかりなので、やらない。
しかし、賭け事とは、長い目で見ると必ず負けることになっているので、損することがいやだからやらないということは、賭け事が嫌いということになるかもしれない。

全くしたことがないのかと言われると、そういう事ではない。
朝から競馬場に行って、1レース1000円づつくらいちびちびと夕方まで賭けて過ごしたことも何度もあるし、ラスベガスに行った時にはせっかくだからとスロットマシーンなどをこれまたちびちびとやったことがある。
しかし、やっぱりそれで儲けることはなかった。
そして、ここボゴタにもスロットマシーンなどを置いた小さなカジノがたくさんある。
でも、やはり勝つとは思えないので、その店に入ったことはない。

ボゴタの街をぶらぶらと歩いていた時のこと。
なにやら人だかりができていたので覗いてみると、そこには4匹の小さなモルモット?を抱えたおっちゃんがいます。
そして、その先には、小さな穴が開いた洗面器のような小さなプラスティックの容器が伏せていくつも置いてある。
周りに集まっている人達は、200ペソ(約10円)くらいのお金を、その容器の上に置いていく。
どうやら、モルモットがどこに入るかを当てるゲームみたいだ。
僕も、200ペソくらいならと、お金を適当に容器の上に置いてみた。
モルモットは、おっちゃんが合図をすると、偉いことに一目散に容器めざして駆けていきます。
そして、次々に容器に空けられた穴に入っていきます。
なんと、最後の4匹目が僕の賭けた場所に入ったじゃありませんか。
あれ?僕が勝ったのかな?と思いますが、4匹がそれぞれ別々のところに入っていったもんで半信半疑。
すると、おっちゃんは、「12!12!12!」と僕の容器の番号を叫ぶじゃないですか。
はい!はい!と手を上げると、1000ペソくれました。
やっほ〜勝っちゃった〜。
嬉しいもんです。
たった800ペソ(約80円)の儲けですけど。
しかし、よっし、この勢いでカジノへ行くってもっと儲けまくるぞ〜!!といかないのは、人間の小ささでしょうか。

| sin | コロンビア(2) | 05:52 | comments(0) | trackbacks(7) |


南米では、女の人と会った時や別れる時の挨拶でほっぺたに軽くキッスをすることがよくあります。
男としては嬉しいもんですが、そういう挨拶に慣れていない身としては、なんとなくこそばいような恥ずかしいような感じがして、ひとり照れてしまいます。
日本にもいつの日かこういう挨拶の仕方が広まれば嬉しいような気がしますが、そんなことはないでしょうねぇ。

今日は日曜日で、ボゴタ中心部では道路が歩行者天国になったりして、広場ではマーケットが開かれたり、大道芸人が技を披露していたりと、なかなか賑やかな楽しい雰囲気をかもし出しています。
いろいろな見世物を見ながらぶらぶらと歩いていると、ひと際たくさん人々が集まっている場所があります。
そこを見てみると、そこには小学生くらいの小さな男の子、女の子が5、6人ほど向かい合って並んでいます。
そして、その間で、ピエロの格好をしたおっちゃんが何やら叫んでいます。
何をしているのだろうと、しばらく見ていると、男の子が向かい側にいる女の子の前まで歩いていき、ほっぺにキッスなどをしたりしています。
どうやら、子供版ねるとんみたいなもののようです。
男の子も女の子もみんな照れながらも楽しそうにやっています。
そこへ4,5歳くらいの男の子が近寄ってきました。
どうやら参加したいみたいです。
そして、同じ年頃の女の子を見つけると急遽参加することになりました。
ピエロのおっちゃんがほっぺにキスをするように言うと、その男の子は照れることもなく唇にチュッとキスします。
その光景がなんとも微笑ましく、周りで見ている人達も大歓声を上げます。
その後もその子はチュッチュチュッチュとキッスをしまくり、その度に周りは大盛りあがり。
そして、最後には口にキッスをしたカップルの中からベストカップルを、回りで見ている人達の拍手で決めてお金が渡されるのですが、もちろん選ばれたのはその小さな男の子。
何とも和やかな気分にしてくれた一時でした。
それにしても、こんな小さな頃からキスをしているのなら挨拶のキスも上手くできるってもんです。
年季が違いますね。
| sin | コロンビア(2) | 06:24 | comments(0) | trackbacks(49) |


長いボゴタ滞在を終え、やっとこさコロンビア第3の都市カリに移動してきています。
この町は、サルサ音楽 と美人が多いことで有名です。
果たしてどれほどの美しい人を見ることができるのかと胸踊らせて来た訳ですが、残念ながらむむーと唸るような人はほとんど目につきません。
これならボゴタの方がよっぽど良いです。
いったいどこに隠れているのだー!?

この町には、たいした観光名所もないので、観光の定番とも言うべき町の全景を見渡すことができる高い場所に行ってみることに。
目指すは、3つの大きな十字架がその頂に立つ小高い山。
朝8時頃から登り始めます。
2時間ほどで行って帰ってこれると聞いていたので、軽い運動にはちょうど良いなと気軽な気持で登っていったのですが、予想に反してこれが中々きつい。
すぐに息がゼーゼーと切れてきます。
ここしばらくの怠惰な日々が僕の体力を奪っていったのでしょうか。
途中、運動のため毎日ここを登っているような、いかにも締まった体をしているおっちゃんと出会い一緒に登りますが、ついていくのが精一杯。
我ながら情けない。
それでも1時間半ほど歩いて、どうにか頂上までたどり着きます。
そこにはジュースや果物を売っているおばちゃんが待ち構えています。
景色を眺めるのは後回しに早速キャロットジュースを飲み干します。
う、美味いです。
これを味わうために生きてきた、いや、登ってきたに違いないです。

しばらく頂上付近をぶらぶらと歩きますが、なんとその一角に筋トレをするスペースがあるじゃありませんか。
ベンチプレスや腹筋をする台やバーベルなどが置かれています。
そこでは何人かの人達が黙々と運動をしています。
多分、定期的にここまで来て、体を鍛えているのでしょう。
そのためか、みんな若くはないのですが締まった身体つきをしています。
そんな光景を見せつけられちゃぁ、今は衰えてしまったとは言え、学生時代弱いながらも一応体育会系クラブに所属していた僕も黙って見ているわけにはいきません。
ベンチプレスの台に横になり、えいやっーとバーベルを持ちあげます。
お、重い・・・。
うーん、旅の最初の頃はたまに腕立伏せなんぞやっていましたが最近は全くやっていなかったからねぇ。
まっ、この位で勘弁してあげましょう。
でも、久しぶりの筋トレによる体の張りもなかなか気持ち良いもんです。
もちろん、後に強烈な筋肉痛に襲われたのは言うまでもないですが・・・。
| sin | コロンビア(2) | 07:51 | comments(2) | trackbacks(1) |


朝8時にタクシーに乗り、「学校」に向かいます。
「学校」とはもちろん勉強をするあの学校です。
もう一回一から勉強をやり直せということではない。
何故そんな所に行くかと言われると、日本の文化や言葉をコロンビアの子供たちに教えてあげるという大役を仰せつかったのです。

何故そのようなことになったかと言うと、ここカリにはロストシティーツアーで一緒であった中国系カナダ人ジュリーが住んでいて、連絡をとって会ったところ、学校で英語の教師をしている彼女がせっかくだから生徒たちに日本について何か話しをしてくれないかと頼まれたのです。
コロンビアの子供たちに日本の素晴らしさを教えてやろう、またコロンビアの学校や子供たちがどれほどのものなのかいっちょ見てやろうということで、ボゴタから一緒に旅をしているY君とともに伺うことになったのです。
言葉は、僕はスペイン語は全く駄目だが、生徒たちは英語を学んでいるということなのでなんとか会話ぐらいはできるだろうと高をくくっていました。

タクシーから降り校門に入ると、そこには優等生っぽい賢そうな男の子と女の子が一人づつ僕らを迎えにきてくれていました。
彼らに案内されて教室に向かいます。
構内は緑が多く落ち着いた雰囲気です。
少しドキドキしてきます。
校舎に着き、階段を上り二階に行きます。
そして、教室に入ります。
ワー!!という大きな歓声で迎え入れられます。
そこには、30人ほどの12、3才の生徒たちがいました。
ジュリーに案内されて、黒板の前に立ちます。
人前に立つことが慣れていない僕は、もうかなりてんぱってます。
一人じゃなくて良かった〜、Y君と一緒で良かった〜などとすでに人任せの考えが浮かんできます。
ジュリーは、僕らを簡単に生徒に紹介するとさっさと教室の後ろに下がり、はい始めて下さいときた。
おいおい、もうちょっと助けてくれよ〜ジュリー。
どうしよかと焦っているとY君が先に自己紹介を始めたので、僕もたどたどしい英語でなんとか話しを始めたのでした。
そんな英語力の僕らに対して生徒たちはどうなのかと言うと、教室に入った時からうすうすとは感じていたことなんですが、ネイティブなみにペラペラと喋るじゃありませんか。
後で校内を案内してもらって分かったことなんですが、ここは幼稚園から高校まである学校で、授業はすべて英語で行われ(もちろん幼稚園も)、掲示物もすべて英語で書かれているのです。
そう、ここはお金持ちのご子息がお通いになるプライベートスクールなのでした。
そんな子供たちと話をしていると、何を言っているのか聞き取れなく聞き返すことも度々あり、ジュリーがもっとゆっくり話してあげなさいと注意を与える始末。
コロンビアに来て、スペイン語が話せないのはともかくとして、英語でこんなに苦しい目に遭うなんて‥‥。
そして、そんなかんなしながらも、簡単な日本語を教えてあげたり、生徒たちの名前を日本語で書いてあげたりして、苦しくて楽しい授業をなんとか終えることができたのでした。
ほんの3、40分の間だったと思いますが、いろんな汗をいっぱいかきへとへとになってしまいました。

そして、ホッとしたのも束の間、それがさらに2クラス続いたのでした‥‥。
| sin | コロンビア(2) | 06:24 | comments(2) | trackbacks(0) |


旅の間にコンサートに行けたらいいなと思っていたのですが、ここカリでそのチャンスに巡り合えました。
アーチストの名は「ドン・オマール」。
今まで知らなかったのですが、レゲトンというジャンルの中では有名な人らしい。
昨日、学校に行った時にも、たくさんの生徒がコンサートに行くのを楽しみにしていました。
どんな感じの歌手かというと、貼ってあるポスターの写真を見ても「ドン」と名前につくくらいだから貫禄十分の危険な香りのするなかなか悪?な風貌。
そのドンオマールのコンサートが、今日ここカリで行われるということなので、行ってみることにしたのです。

場所は、巨大なサッカースタジアム。
開始時間は6時とチケットには書かれていましたが、そんなに早くからやるはずはないと考え、7時前に到着。
案の定、ステージ上ではなにやら準備が行われており、まだまだ始まりそうな気配はありません。
僕らが買ったチケットは、2番目に安い(約3000円)でスタンド席でした。
もっとステージに近いグランドのチケットになると値段は倍ほどになるので、そこまではちょっと払うことはできません。
会場に入って驚いたのは、会場に来ている人の客層です。
若い子ばかりで、それも見た感じ中学生か高校生かという感じ。
安い席なので、お金をあまり持っていない中高生が集まっているのかということもあるかもしれませんが、それにしても若い。
僕らは、日本人であるということよりも、その年齢により周りから浮いた存在になってしまっている。
10人ほどのグループで来ている子たちが多く、慣れない仕草でタバコをまわし吸いしたりお酒を飲む姿がまたういういしい。
そして、女の子の方が割合的には多いような気がしますが、これがまた可愛い子が多い。
後、何年か経てばきっと美人になるだろうなと思います。
いやいや今でも十分に綺麗ですね。
やっぱりカリは美人の町でした。

8時に前座のアーチストによるコンサートが始まりました。
最初は、小学生くらいの男の子がでてきて、可愛い声で一生懸命歌っています。
なかなか頑張っているのですが、まだ始まったばかりなのか観客はあまり盛り上がってはおらず、席に座ったままでおしゃべりなどをしています。
その後も次々にいろんなアーチストが出てきますが、なかなかドンオマールは出てきません。
そして、客席もだいぶん埋まった8時20分頃、場内の照明が一段と暗くなり、低音のものものしい音楽が流れてきました。
いよいよ、ドンオマール登場です!!
すると周りの観客たちは一斉に立ち上がり、女の子たちはキャーという耳をつんざくばかりの大歓声というか悲鳴をあげます。
歌が始まるとみんな曲に合わせて大合唱。
歌詞どころか今まで歌も聴いたこともない僕も立ち上がり、遠くのステージに立つ米粒ほどの大きさのドンオマールの姿を見ながら、手を叩きます。
いよいよこれから盛り上がっていくぞ〜と思いきや20分ほど歌ったと思うと、あっという間にステージを降りてしまいました。
あれれと思う間に代わりにステージに上がったのがヒップホップのグループ。
彼らはなかなかかっこよく、僕好みのノリの良い演奏を繰り広げてくれます。
しかし、観客はさっきまでの盛り上がりが嘘のように、静まり返っています。
ステージ上から観客に向けてマイクを向けても、誰もそれに応えようとはしません。
おいおい、この変わりようはなんなんだ。
少し可哀想にもなってきます。
僕のそんな思いをよそに、観客たちはステージ上のグループに向かって「帰れ」コールをする始末。
いったいなんなんだ。

そして、10時20分頃、再度ドンオマールが登場。
すると、やはり女の子たちは狂ったように金切り声をあげ、みんなで歌を大合唱。
僕は、間違ってアイドル歌手のコンサートに来てしまったのか?
ドンオマール自身からも危険な香りというのも全く感じられず、NHKに出てくる爽やかなお兄さんにも見えてきます。
歌の曲調も、リズムがきいてノリが良いというより、歌謡曲のよう。
う〜ん、なんか違うぞ。
例えれば、ぐでんぐでんに酔っ払いたくて強い酒をガンガン飲みまくったつもりが、飲んだ酒のボトルを見ると養命酒だったみたいな感じかな。
違うか。
歌い、踊り、キャーキャーとますます盛り上がる周囲と反比例するように、イスにぐったりと座り込み、呆然と遠くのステージを眺める僕らでした。
| sin | コロンビア(2) | 04:24 | comments(0) | trackbacks(0) |


朝8時より馬に乗り遺跡を見に行きます。
今いる場所は、サンアグスティン。
昨日、バスを乗り継いで9時間かけてカリから移動してきました。
夕方5時に町に着くと、すぐに旅行代理店のおっちゃんにつかまり、ホーストレッキングによる遺跡観光に勧誘されました。
このおっちゃん片言の英語を操り、日本人が書いた推薦文を見せてきていかにも怪しい。
よく「この人はいい人です。大変良くしてもらいました。」的な推薦文を見せてきて勧誘してくる輩がいるが、そんなやつに限っていいやつがいたためしがないので、あまり信用しないことにしている。
ホーストレッキングはもともとここではしようと考えていたのですが、そのおっちゃんの言い値が50000ペソ(約3000円)とすごく高く感じたので、どうするかすごく迷った。
しかし、そのおっちゃんは安い宿に連れて行ってくれたり親切にしてくれ、また他の旅行代理店に訊いて値段を比較しようにも何故か全く見当たらないので、結局そのおっちゃんに申し込むことにしたのです。(しかし、後で分かったことですが、そのくらいの値段が相場だったようです。)

朝8時に宿に迎えに来るという約束だったのですが、本当に8時きっかりに来たので少し驚いた。
このおっちゃん少し見直した。
馬に乗るのはこの旅2回目だが、今回の馬も大人しくちゃんと調教されておりすごく乗りやすい。
ぽかぽかとした陽気の中を、のんびりと馬で進んで行くのは、なかなか心地良い。
このところずっと賑やかな都市ばかりにいたので、こんな山の中の静かな場所に来ると、すっと体の力が抜けるような感じがします。
山の中に点在するいくつかの遺跡を見て周るわけですが、遺跡自体はたいした事ない。
6〜14世紀の間に作られたと考えられているのですが、別に大きな建物が残っている訳ではなく、主に人の形をした像がいくつかパラパラと立っているだけ。
その像は漫画のキャラクターみたいにユニークな顔かたちをしていておもしろいのだが、これだけ?という感は否めない。
まぁ、のんびりと馬に乗ることができたので、これはこれでいいですかね。

そして、このガイドのおっちゃん、英語を使ってちゃんと説明してくれるので良かったのだが、いかんせん副業に熱心なのには少し閉口した。
子供が3人もいて生活が大変だ、観光客も少なく、このガイドの収入だけでは食っていけないとかなんとか言ってくる。
そして、自分が山から掘り出した壺などの骨董品を買わないかと持ちかけてくる。
そんなものいらないと断っても、何故いらないのだなどとしつこく言ってくる。
いらない物はいらないのだ。
すると今度は遺跡を見て周り町に帰る途中、暑くてのどが渇いたから何か飲んでいかないかと誘われる。
そして、僕はジュースを、彼はビールを飲んだ。
もちろん会計は僕が支払うこととなった。
まぁ、これくらいチップ代わりでいいのだけれどね。

午後は、宿から歩いていける遺跡公園に一人で行く。
そこでもイヤって言う程たくさんの像を見て、夕方4時くらいに町に戻る。
そして、ふらふらと街中を歩いていると、一軒の飲み屋から呼び止められる。
誰かと思ったら、さっきのガイドのおっちゃんでした。
おっちゃんは、友達と二人ビールを飲んでいました。
テーブルの上には、ビールの空き瓶がすでに7、8本置いてあります。
おっちゃん、すっかりできあがっていて目も虚ろです。
多分、今日、僕が払ったお金で飲んでいるのでしょう。
いったい3人の子供たちの生活費はどうなるのでしょうか。
酒ばかり飲んでいないで家にもっとお金を持って帰ってよ、という奥さんの嘆きが聞こえてきそうです。
あぁ、ここにも演歌的世界が存在したのでした。
僕もしばらく一緒にビールを飲んだのですが、今回は自分の飲み代だけを払ったのでした。
そんな僕におっちゃんが一言。

子供のジュース代にあと1000ペソ払ってくれませんか?
| sin | コロンビア(2) | 07:54 | comments(2) | trackbacks(0) |
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