たびタビ旅
旅日記。中南米、アジアなどの2年4ヶ月半の旅。

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乗合ジープに乗って約3時間、シーロンに移動してきました。
標高1400mあまりの場所にあるメガラヤの州都です。
バングラデシュのすぐ北にあり、国境までもバスで3時間ほどで行けます。
ここもまたやはり暑さを嫌うイギリス人によって開発された町です。
ここはアーリヤ系のインド人だけでなく、東南アジア系の顔を持つ民族も住んでいます。
インド北東部地方最大の規模のバザールもあり、肉、魚、野菜などの食料品や衣類、生活用品となんでも揃っています。
売っている人もおばちゃん、おねえちゃんが多く、男の人ばかりが商売しているイスラムやインド圏のものとは異なって華やかさと活気があり、東南アジアの国に来たかのような錯覚を受けます。
細い迷路のような路地を歩いているだけでワクワクしてきます。

僕は今バングラデシュを目指して移動しているのですが、実はコルカタもバングラデシュの国境と近く、わずか数時間で行くことができるのです。
それを何故わざわざ遠回りしてバングラデシュの国境に沿ってぐるっと移動しているのかと言うと、ここシーロンに来たいという目的があったからなのです。
マーケットを見るため?
いやいや違います。
僕は「納豆」を食うためにここまでやってきたのです。
ここに美味しい日本食料理屋があるってことではありません。
この地方にはテュロンバイとよばれる納豆を食べる習慣があるのです。
インドで納豆?こりゃ行ってみないかんだろうと、思いたったわけであります。
この町に着き、さっそく地元の料理であるカーシ料理の店へと入ります。
メニューもないので、店員の兄ちゃんにとりあえず「テュロンバイ、テュロンバイ」と連呼します。
兄ちゃんは理解してくれたようで、笑顔で厨房の方へ注文を通しにいきます。
席に座りしばし待ちます。
ワクワクしてきます。
なんで納豆を食えると思うだけで、こんなに心浮き立つものなんでしょうか。
はたしてどんな物がでてくるのか。
しばらくすると兄ちゃんがお皿を運んできてくれました。
いよいよご対面です。
僕の目の前のテーブルにお皿が置かれます。
ん?
皿に盛られているのは、黄色っぽい色をしたご飯であります。
そして、その横に緑色をした野菜を刻んで味付けしたような物が2種類、玉ねぎに豚肉のようなものをあえた物、小さくトマトを刻んだ物が添えられています。
納豆らしき物は見当たりません。
うまく注文が伝わらなかったのでしょうか。
兄ちゃんを呼び、「テュロンバイ?」と訊きます。
すると兄ちゃんは、ご飯に添えられた緑の物を指差すじゃありませんか。
こ、これか〜!!
それはどう見ても日本の納豆のようには見えません。
大豆の形をそこに見ることはできません。
細かく砕かれているようです。
そこに何か野菜をすり潰したような物が混ぜられているのか?
う〜ん。
とりあえず食って見なければ。
それをスプーンの先にすくい取ります。
そして、ゆっくりと口に近づけていきます。
パクッ。
もぐもぐ。
ん?
なにやら苦いような味がします。
これが納豆?
う〜む。
‥‥!?
おっ、この後味は?
まさしく納豆です!!
インドの北東部の山間の町に納豆は確かに存在しておりました。
| sin | インド(2) | 13:11 | comments(0) | trackbacks(0) |


シーロンからさらに南下してトリプラの州都アガルタラを目指します。
シーロンからバングラデシュに入国できたらよいのですが、ここではビザを取得することができないためアガルタラまで行くことになったのです。
夜9時発の夜行バスのチケットを買います。
予定では15時間ほどで着くようなので、昼頃にはアガルタラに着けるでしょう。
そうすればバングラデシュビザをすぐに申請しに行くことができます。
昔と比べ道路の状況も良くなっているようなので、少しくらい早く着けばなとも期待してしまいます。

しかし、いきなりバスの出発は遅れ、夜10時発となりました。
この遅れを取り戻すべくとばしてくれるといいのですが。
今回のバスはかなりのおんぼろではありましたが、座席がかなりゆったりとしていて一応エアコンもついていたので、それなりにぐっすりと寝ることができました。
バスは故障などのトラブルもなく順調に夜通し走り続けたようです。
朝8時頃休憩のため停車したので、バスを降ります。
朝食代わりに道端にいる物売りから小さなバナナを4本買い食べます。
バスは昼過ぎには着くと思うので、今これくらい食っておけば町に着くまでもつでしょう。
さぁ、これからもがんがん走ってちょうだいよ。
しかし、そんな僕の思いとは裏腹に、バスはまた10時頃休憩をとります。
それもたっぷり1時間も。
いったいなんでこんな中途半端にこんな長い休憩をとるのか。
さっさと行こうよ〜とイライラします。
が、バスの運転手はのんびりとしたものです。
バスは11時頃やっと出発します。
が、1時間走ったと思ったらまた止まります。
おいおい、いったいどうなっているんだ。
もう昼飯を着いてから食べるということは、さすがにあきらめなくてはなりません。
ここで何か食べようか。
しかし、ここには食堂のようなものは一切ありません。
駄菓子屋のような店が数軒あるのみ。
仕方がないのでスナック菓子を買い、それをポリポリと食い腹の足しにします。
いったいいつになったら着くのであろう。
何故こんなに休憩をとるのであろうと不思議に思います。
その答えはしばらくすると分かりました。
それはここからの一部区間が、政府と少数民族との間で少しもめている地域となっておりあまり治安が良くないため、ここを通るバスはアーミーの護衛つきで集団で走るようなのです。
そのためにバスは時間調整のため休憩をとっているようなのです。
それなら最初から15時間なんかで着くことなんか有りえなかったわけです。
もう着くには何時でもいいやとあきらめと疲れの混じったぐったりとした気分になります。
でも、せめて明るい内には着いてほしい‥‥。
もちろんそんな僕のささやかな願いもあっさりと打ち砕かれ、日もすっかり沈み真っ暗となった夜6時半にアガルタラに到着したのでした。
かかった時間、20時間30分。
疲れました、体力的に、そして、精神的に。
ビザの申請に行けたら行こうなんて思っていたのはどこの間抜け野郎だ。
は〜。
| sin | インド(2) | 21:16 | comments(0) | trackbacks(0) |
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