たびタビ旅
旅日記。中南米、アジアなどの2年4ヶ月半の旅。

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耐えてきました。
アメリカ、ジャマイカ、イギリス。
約2週間という短い期間であったとは言え、この物価の高い国を耐えてきました。
自炊をしたり、食事の代わりにクッキーなどのお菓子を食べたりして、食費を抑えてまいりました。
それも、ここトルコ・イスタンブールに来れば、思う存分贅沢に美味しい物、好きな物を食べられるという希望を心の中に持っていたからこそ。
そして、とうとうやって来たのです。
トルコの首都、イスタンブールへ。
それなのに‥‥。

最初の衝撃は、やはりマクドナルド。
空港から宿へ向かう途中、歩きながら何気に店内を覗き込むと‥‥。
自分の目を疑いました。
えっ、日本円で780円?
なにそれ。
なにかの間違いではないのか。
レート計算を間違ってるのか。
いや、あっているぞ。
他のレストランのメニューもチェックしますが、簡単なおかずとパンのセットが安くても500円くらいします。

宿も高い。
ドミトリーなのに、1500円はします。
イスタンブールに来るのは、5、6年ぶりくらい。
その時は、全てがもっと安かったような気がする。
最近、物価上昇の噂を耳に入れていたのですが、まさかこれ程とは。
トルコがEU加入を目指しているということも関係あるのでしょう。
昔は、宿代、飛行機代などは米ドル表示していたものですが、現在ではユーロ表示になっています。
しかし、それにしても‥‥。

イスタンブールの名物の食べ物と言えば、「サバサンド」。
鯖を開いて焼いたものを玉ねぎのスライスなどと一緒にパンに挟んだ物。
もちろんこれも値段は300円に上がっています。
しかし、その美味しさは変わらない。
あつあつの油ののった鯖がたまらない。
この味は、値段が上がろうとも変わらない。
嬉しいがぎりです。

マクドナルド、780円。
宿代、1500円。
サバサンド‥‥。
プライスレス。
| sin | トルコ | 19:13 | comments(0) | trackbacks(0) |


イスタンブールは、東洋と西洋が交わる場所とも呼ばれ、さまざまな文化がミックスされかもし出されるオリエンタルな雰囲気が漂っています。
北、西へ行けば、ヨーロッパ。
東へ行けば、アジア。
南へ行けば、中東。
そんな土地柄のためここには数多くの旅人が集まってきます。
僕のようにアメリカ大陸から来た人。
アフリカ、中近東を北上してきた人。
東アジア、東南アジアから、イラン、パキスタンなどの南アジア、またはウスベキスタン、カザフスタンなど中央アジアを通ってアジア横断してきた人。
みんなで集まると、どこどこが良かった、どこどこは辛かった、どこどこの国は今治安悪いらしいよ、なんていう世界中の国の旅の話題で盛り上がります。
日本にいる時は、自分の身近な周りには世界一周をする人なんてほとんどいませんが、世の中にはこんなに旅をしている人がいるんだと改めて驚きます。
そして、南米で3回会った人と、ここイスタンブールで4回目の再会を果たすなど、旅人の世界は狭いものだということも改めて実感します。
話をしていると、共通の知り合いがいることが分かるってこともよくあります。
自分は、長い時間をかけて広い世界を自由に旅しているつもりですが、実はすっごい狭い世界にいるのではないかとも思ったりもします。
自由に動いているつもりでも、結局なんらかのしがらみの中で生きているのではないか。
自由に生きるっていうのは難しいと思います。
それとも自由というのは結局のところ幻想なのか。
そんなことに囚われていること自体がもう駄目なのか。
そんなことを考えると訳が分かんなくなってくるので、あまり深く考えずとにかく今を楽しんで旅をしようと思っているのですけれど。

これからの日本に向かっての旅がこれまで通り楽しいものでありますように。
さまざまな感動できる風景、遺跡などを見れますように。
そして、多くの素晴らしい出会いがありますように。
特に可愛い女の子との‥‥。
| sin | トルコ | 00:02 | comments(0) | trackbacks(0) |


イスタンブールは思っていたよりも寒い。
寒いだけならまだしも、毎日しとしとと雨が降る。
灰色。
それが、今の僕のイスタンブールに対するイメージだ。
これから、季節的にもっと寒くなっていく。
いったいどうなっていくのか。
町には、ブルーモスクなど見所はたくさんあるのだが、いかんせんこの前旅した時にほとんど観光を済ませてしまっているので、高い入場料やこの天候もありなかなか観光しようという気力も湧かない。
だから、宿でこれからの旅程などを考えつつだらだらと過ごす。

そんな時、同じ宿に泊まっている日本人の男の子からハマムに一緒に行きませんかと誘われる。
ハマム、それは、トルコの蒸し風呂。
もちろんトルコ風呂といってもおっさん諸君が思い浮かべるああいう場所ではありませんよ。(しかし、こういう話を若い子と話してもああいう場所を昔そういう風に呼んでいたという事を知らなく、ジェネレーションギャップをひしひしと感じる次第であります。)
そんなことはともかく、蒸し風呂‥‥かなりいい響きではないですか。

宿のすぐ近くにもハマムはいくつかあるのですが、値段がちとばかし高いのでバスに乗って30分くらい離れた所に向かいます。
入浴料500円、垢すり料250円、マッサージ料250円といった料金体系。
とりあえずフルコースでお願いします。
腰にまく布切れを貸してもらい、それを身につけ浴室内に入ります。
中はもわ〜とした蒸気で満ちています。
部屋の中央には大きな石でできたテーブルのようなものが、で〜んと置かれています。
それが下から熱せられているのか、すごく熱くなっています。
何人かのトルコ人がそこで横になっています。
僕は、まずその横の部屋にある普通のサウナへ。
室温は60℃くらいであっついサウナが好きな僕にとっては少し物足りないか。
しばらくそこに座っていると、いかつい体をしたこれまた腰巻だけ身につけたおっちゃんが僕を呼びにきます。
そして、壁の前に座らされます。
頭からお湯をばしゃばしゃとかけられます。
そして、おっちゃんが取り出したるは手にはめる垢すり用タオル。
それで、僕の体を腕からごしごしと擦り始めます。
ごしごしごしごし。
いや〜でるわ、でるわ、垢が。
これでもかっていうくらい出て参ります。
一年半分の垢なんでしょうか。
擦られている僕が恥ずかしくなってくるくらい、垢が出まくります。
よくもこんなに汚れているもんです。
一通り体全体を擦られた後は、今度は台の上に横たえさせられ泡を全身に塗りたくられマッサージ。
そして、締めはまた頭からお湯をばしゃばしゃとかけまくられます。
お〜すっきりした。
なんか垢がとれて体重1キロくらい痩せたんじゃないかって感じ。
その後、熱い石の上に寝転がり岩盤浴。
汗をたっぷり流し、さらに1キロくらい痩せたかなって感じ。
そして、風呂上りのジュースが美味いのってなんの。
これで、250グラムの体重増加ですが。

外に出るときれいに晴れた空が見えた‥‥なんてことはなく相変わらずの曇り空ですが、なんかさっきよりとは違い気分は晴れやかです。
さて、次の目的地、イエメンに行きますか。
| sin | トルコ | 19:37 | comments(3) | trackbacks(0) |
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