いよいよミャンマー入国です。
チェンライからメーサイまでバス移動。
そして、乗り合いトラックに乗り国境へ。
いざ、ミャンマーへ。
少しわくわく、少しどきどきしながら。
タイの出国手続きを終え、橋を渡りミャンマーへ向かう。
イミグレーションで手続きをしようと足を進める。
しかし、その手前で身なりのいい若い男に引き止められる。
ん?
旅行代理店みたいなところに連れていかれる。
彼が言うにはどうやらここで入国手続きをするみたいだ。
ガイドブックにはそんなこと書いてないし、未だかつてそんな方法で入国した国なんて一度もない。
怪しい。
手続き料目当ての詐欺の様なものか。
そう思った僕は、彼の制止を振り切りイミグレーションに進む。
しかし、イミグレの係の人は僕のパスポートのビザのページを見ると、先ほどの旅行代理店でスタンプをもらって来いと言う。
あちゃ〜、彼は全然いい人だったんだ。
戻ると、彼は俺は正しかっただろみたいな感じで笑っていた。
僕は「アイム ソリー」って言ってただただ頭を下げるしかなかった。
あんまり人を疑うってのも良くないね。
反省。
そこでパスポートにスタンプを押す手続きをしてもらい、今度こそ無事ミャンマー入国!
いや〜とうとう来たね。
これからミャンマーでどんなことが待ち受けているのでしょう。
どきどきはなくなり、かなりわくわくです。
国境の町タチレイからチャイントォンをめざす。
そこで、町はずれにあるバスステーションに80バーツ払いトゥクトゥクで行く。
そこから乗り合いタクシーに乗って行くのだ。
ガイドブックによると代金は400バーツ。(約1200円。この町ではミャンマーの通貨チャットよりもタイ通貨のほうが一般的に使われている。)
しかし、寄ってきたおっちゃんと交渉すると650バーツ。
かなり粘って交渉するが、人数が集まらなく僕一人しかいないからこれでもグットプライスだと言う。
早く出発したかったので、泣く泣く了解する。
タクシーは出発すると何故か国境へ戻る。
そして、タクシーの運転手は僕を車から降ろし、ついてこいと言う。
あれ?向かった先は先ほどの旅行代理店。
なんとここでまたタクシーを乗るための許可を取るのだ。
手続きをしている待っている間、ふと壁をみるとチャイントォンまでのバス350バーツって張り紙がしているではないか。
そう言えば、入国手続きをしている時にチャイントォンまでのタクシーはどうするのだと言っていた気がする…
あんまり人を疑うからこんな罰をうけるんだね。
またまた反省。
タクシーは、再び出発。
しばらくすると止まり、たくさんの荷物を積む。
再び出発。
しばらくすると止まり、たくさんのミャンマー人が乗り込む。
満員。
おいおい人が集まらなくて高いんじゃねえのか。
そうして、車はミャンマーののどかな風景のなか進んで行くのでした。