たびタビ旅
旅日記。中南米、アジアなどの2年4ヶ月半の旅。

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アリカを発ち、再びペルーに向かいます。
目指すは、アレキパという町。
まずはペルー側の国境近くの町タクナまで向かいます。
首都であるリマとサンティアゴを結ぶバスくらいあっても当然だと思うのですが、何故かここのチリ〜ペルー間の国境を走る長距離バスがないのです。
そのため、アリカからタクナまでは乗合いタクシーに乗っていかなくてはならないのです。
ペルーの出国というと、この前ボリビアへ出国した時の嫌な記憶が蘇ります。
その時は、被害はありませんでしたが、ドラッグの検査だと言われペルーの警察官に財布などを調べられました。
そして、乗合いタクシーによる国境越えと言うと、あの思い出したくもないベネズエラでの悪夢を思い出します。
あの時は、20ドルほど巻き上げられましたっけ。
果たして今回は無事何事もなく通過することができるのか。

朝8時半頃、タクシーの出発ターミナルに行くと、いきなり客引きのおっちゃんにつかまりました。
背が低く、ずんぐりむっくりとした体型をしたおっちゃんです。
こいつ信用できるのかと思いましたが、その人の良さそうな人懐っこい笑顔を見ているとなんとなく大丈夫かなと思い、このおっちゃんのタクシーに乗ることに。
しばらく乗客が集まるを待ち、9時半頃出発。
タクシーは、海岸沿いの一本道をひた走ります。
代わり映えしない風景に少し眠気がしてきます。
運転するおっちゃんの顔を見ると、やっぱり眠そう。
おいおい、しっかり運転してくれよ。
30分ほどでチリの出国審査場所に着きました。
おっちゃんの指示のもと、車を降り、列に並び、スタンプをもらいます。
無事チリしゅっこ〜く。
再び車に乗り込み、次に来るはペルーの入国審査。
今度もおっちゃんの指示のもと、車を降り、スタンプをもらうための列に並びます。
しかし、このおっちゃん、本当に面倒見良くいろいろと気を使ってくれます。
ちゃんと書類持っているかとか、次はあっちへ行けとか、言ってきてくれます。
また、小太りなので汗をかきかきといった感じがし、すごく一生懸命動いているように見えてしまいます。
南米ってそんなに汗くせと一生懸命働いている人ってあまりいないように感じるので、すごく新鮮。
おっちゃん、あんたのタクシーに乗って、どこまでも着いていくよ。
話は、戻ってペルーの入国。
ここにもいました目つきの悪そうな警察官。
おぉ、やるか!?
と少し身構えてしまいましたが、話しかけられることさえ無くなんの接触のないまま無事入国。
なんか少し拍子抜け。
そして、その後2、30分走るとタクナの町に到着。
いやいや何事もなく来れて本当に良かった。
おっちゃんのおかげじゃないかもしれないけど、とりあえずありがとう。
チリの余った硬貨をチップとしてあげちゃうよ。

ペルーとチリには一時間時差があり、ペルーの方が遅いので着いた時間は10時と少し得した感じ。
アレキパ行きのバスの出発時間が12時半ということで時間があったので、バスターミナル近くのマーケットに行ってみることに。
そこで食堂を見つけ、昼飯を食います。
スープに、ご飯に、豚肉の煮込んだもので、値段は3、5ソル(約150円)。
や、やすい‥‥。
最初、値段を聞き間違えたと思ったくらい。
車で少し走っただけの距離なのに、チリとの物価のこの違い。
国の違いっておもしろいもんです。

アレキパ行きのバスに乗ったら、後は、6時間ほどのんびりしていたらいい。
と思っていたら、何故かすごい回数の荷物検査がある。
道中、4、5回バスを止められ荷物をチェックされた。
その内1回は、全員バスから降ろされ、バスに積んだ荷物も全部出されチェックされた。
いったいペルー国内の移動なのに何のためにここまでチェックをしなければならないのか。
しかし、別に賄賂とか何かくすねてやろうとかいったそういうたぐいの目的ではないことは確かだ。
その証拠に、僕のような旅行者はほとんど調べられることもなく、通してくれた。
僕の隣に座っていたペルー人のおばちゃんは、何やら良からぬ物をを持っていたみたいで荷物検査がある度に大慌て。
必死に座席の下とかに小さなリュックを隠そうとする。
そして、僕に僕なら厳しくチェックされることはないからこの荷物を預かってくれと頼んでくる。
泣きそうな顔をして、ポルファボール、ポルファボールと。
でも、そんなもんで僕が困った目に遭うのは真っ平ごめんなので、もちろん断る。
それでも、おばちゃんはその危機をなんとか乗り切ったようで、アレキパに着いた時は、僕に笑顔でチャオ!って言って嬉しそうに去って行った。
良かったね、おばちゃん。

しかし、いったいあのリュックには何が入っていたのであろう。
気になる‥‥。


| sin | ペルー 2 | 11:09 | comments(0) | trackbacks(0) |


旅の楽しみの大きな要素として、「食」があります。
好き嫌いがなく何でも食べられる僕としては、その国独特の普段日本ではなかなか食べることができないような物に出会うと、すごく嬉しくなってしまいます。
このペルーで、それにあたるのは、「クイ」です。
これは、モルモットと言うか、まぁネズミですね。
インカの時代から貴重なタンパク源として食べられてきたもの。
これこそ、日本で食えないもの。

ペルーに入ってから、その存在を知ってはいたのですが、なかなか食べる機会がなかったのです。
いい加減食べておかないと食いそびれてしまうと、ここアレキパの中心部にある広場の横のちょっと洒落たレストランに行くことにしました。(洒落たと言うより普通のと言った方が良いかもしれませんが・・・。)
いつも安食堂ばっかりで食うんじゃなくて、たまにはちゃんとした所にも行っとかないとね。
と言っても、その前にいつ行ったのか思い出すのは難しいのですが‥‥。
値段はドリンク込みで23ソル(約1000円)もしましたが、チリの物価を思い出せ、ここはチリだチリだと、なんとか自分を納得させます。
レストランでは音楽も演奏されておりなんともいい雰囲気。
目の前には、教会と噴水のある綺麗な広場が広がり、どこかヨーロッパに来たような錯覚も覚えます。
これで、一人じゃなければ‥‥。

20分ほど待って、いよいよクイとのごたいめ〜ん。
それは油で丸ごと揚げられており、見事なまでに、ネズミそのままの形を保っています。
おおおぉ。
記念に写真を一枚パチリと撮って、それでは、いただきま〜す。
お、これは?
なかなか美味いです。
味は、強いて言えばチキンに近いかな。
チキンをもうちょっと脂っこくした感じ。
食も進みます。
しかし、そのクイを食べ進む手が、はたと止まってしまいます。
殆どの部分を食べてしまい、残るは頭の部分のみ。
そこには目もあるし、あの長い前歯もあるし、ご丁寧にもヒゲも一本だけ残っています。
これはネズミそのままではないか。
さすがの僕も、ちょっと躊躇してしまいます。
とりあえず口にキッスなんかしてみます。
その後、口を開いてみたりもしてみます。
ふむふむ、歯の並びはこうなっているんだと関心します。
そんなこといつまでしてても仕方がないので 、覚悟を決めて、えいやって噛ります。
バリ、ボリ、バリ・・・。
そして、残るは骨だけに。
クイ、美味しゅうございました。

| sin | ペルー 2 | 09:26 | comments(2) | trackbacks(0) |


ペルーの歌と言えば、コンドルは飛んでいくー。
と言う事で、そのコンドルを見に行くべくアレキパから 一泊二日のコルケキャニオンツアーに参加します。
コンドルは南米ではアンデス山脈に生息しており、ペルーだけでなくアルゼンチンやチリにもいるのですが、ここでは空に飛びたって行くその姿を近くで見ることができるのです。
そのコンドルがいる場所が、ここコルケキャニオンなのです。
その渓谷は、なんとグランドキャニオンよりも高低差があるという、世界最大級のもの。
それ自体もなかなか見ごたえがあり、ツアーではその近辺にある小さな村もいくつか訪問します。
このツアーは、先住民の墓などを見るために2時間ほど歩いたりしますが、基本的にはずっとバスで移動するという、いわゆるツアーらしいツアー。
だからなのか、参加している人達も、いわゆる「普通」の旅行者が多い。
年配の夫婦、若いカップル、母と娘、姉と弟、家族連れなどである。
夏休みを利用して、2週間とか1ヶ月とかいう期間で旅をしているヨーロッパの人達が多い。
その家族連れは男の子が二人いて、昔、僕が子供の頃家族で旅行した時の事を思い出させ、なにやら微笑ましい気分にもなる。
しかし、そのような人達の中では僕は異分子のような存在で、完全に浮いた存在だ。
正装が義務付けられたパーティーに一人私服で参加しているようだ。
もちろん、僕だけが東洋人であるということが原因ではなく、その旅のスタイルの違いによる。
僕が「トラベラー」としたら、他の皆は「ツーリスト」なのである。
みんな、しっかりと仕事など自分の生活の糧となるものを持ち、その余暇を楽しむという目的で旅行している。
その一方、僕ときたら・・・。

「あなたはどのくらい旅をしているの?」
「1年くらい・・・。」
「仕事は? 」
「帰ったら探します・・・。」

あぁ、そんな憐むような目で僕を見ないで。
コンドルになって、どこか遠くへ飛んで行きたい・・・。
| sin | ペルー 2 | 07:18 | comments(2) | trackbacks(0) |


いよいよナスカにやってきました。
ナスカと言えば、そう、地上絵だ!!
しかし、このナスカの地上絵、日本での知名度と比べれば、あまり世界では有名でないように思われる。
と言うのも、欧米人の旅行者と話をしていても、あまりナスカの話は出てこない。
あるカナダ人は、僕がナスカに行くと言ったら、何があるのかと訊いてきたくらいだ。
他の場所ではイースター島もそのような傾向を感じる。
もちろん日本人以外にもたくさんの欧米人はいるのだが、バックパッカーに関して言うと、訪れる人の割合は圧倒的に日本人の方が高いように思われる。
このように、日本で有名だからといって、世界中の国で人気があるわけではないのだ。
しかし、このナスカの地上絵、困ったことに日本人バックパッカーの間でもすこぶる評判が悪い。
訪れた人は、思ったより小さくてしょぼく、がっかりしたと口を揃えて言う。
それは、地上絵を見学するためにセスナ機に乗らなければならないということも原因としてあるかもしれない。
セスナ機の料金が45ドル前後もかかる上に、乗物酔いのためかなりの確率で吐いてしまうのだ。
そのため、ここを旅のルートから外してしまう旅人も大勢いる。
果たして、僕はどうするのか。
もちろん、見に行きます。
どんなにがっかりするものなのか、自分の目で確かめなければ。
やはり、あの有名なナスカの地上絵ですもの。

朝11時半、いよいよセスナ機に乗りこみます。
僕が乗るのは、定員4名の小さなもの。
今まで普通のジェット機には何回も乗ってきましたが、このような小さなプロペラのセスナ機に乗るのは初めての体験です。
実際に乗りこんでみると、それは本当に小さくてボロい。
僕は、クッションの効いたリクライニングシートはもちろん、映画の機内上映、機内食なんてものは一切求めていませんが、これはあまりにも全てが剥き出しで簡素すぎます。
こんなもので果たして無事空に飛び立つことができるのか?

それが飛んじゃうんですねぇ。
滑走路をプロペラ音 の唸りをあげ走ったと思うと、それはあっさりとその機体を空に持ち上げたんです。
そして、どんどんと高度を上げ、地上の建物を小さな物にしていきます。
はっきり言いましょう。
僕は、高い所が嫌いです。(それならなぜ山に登るのかという問題はここでは置いておいて。)
だから、本当に怖い。
だって、落ちたら死ぬじゃないですか。
趣味でハングライダーに乗ったり、セスナ機の免許を取ろうって人の気が知れません。
こんな物に乗るなんて、命が惜しくないのか。

このセスナ機は落ちない、ここで事故があったって話も聞いたことがないから大丈夫だと自分に言い聞かせます。
そして、しばらくするとなんとか心が落ちついてきました。
すると最初の地上絵に近づいてきました。
まずは、クジラです。
パイロットは、地上絵が見やすいようにとその上を旋回して機体を傾けてくれます。
しかし、機体を傾け過ぎだー!!
窓の外に地上絵が真下に見えます。
おいおい、そんなに傾けると落ちるってー!!
怖いよー。
そんな僕の気を知ってか知らずか、その後も猿、ハチ鳥、コンドル、宇宙人などの形をした地上絵の上をぐるぐると回り続けます。
でも慣れとは凄いもんで、しばらくすると随分と落ちついてきます。
どうやらセスナ機ってのはそう簡単には落ちないようになっているらしいということが、心の底から思えるようになってきます。
しかし今度は胸の辺がムカムカとしてきます。
来ました、来ました乗物酔いです。
念の為、朝食は食べてこなかったので吐く物はないのですが、気分が悪いことには変わりない。
じっとりとした汗をかきながら、遠くを見つめ少しでも気分を良くしようと努めます。
あぁ、早く地上に下りたい。

30分の飛行を終えて、無事空港に着陸。
なんとか生還しました。
大地に自分の足で立っているって素晴らしいもんです。
そうそう、肝心のナスカの地上絵について。
やっぱり良かったですよ。
確かに意外と小さいものでしたが、それでも地上からは見えない大地に描かれた絵はなんとも不思議。
地表の石を取り除き、その下の白い地面の部分を露出させただけの線が、1000年以上も残っているということもまた不思議。
いや〜やっぱり来て良かった。
え?セスナ機にそんなにびびりまくってちゃんと地上絵を見ることができたのか?
ええ、ちゃんと見ましたよ!!
びびりながらでもね。
ほんとに良かったんですから‥‥。


| sin | ペルー 2 | 08:54 | comments(2) | trackbacks(0) |


イカという町からタクシーで10分ほど走った所にある、砂漠の中のオアシス、ワカチーナという村に滞在しています。
砂漠以外なんにもなくのんびりできる場所なんですが、ここで有名なのがバギー&サンドボーディングツアー。
バギーに乗って砂漠の中を走ったり、砂丘の上から足にスノーボードのような板をつけて滑り下りたりするのです。
これは、40ソル(約1600円)で2時間ほどのツアーなのですが、はっきり言ってめちゃくちゃおもしろい。
バギーはがんがんと跳ねながら砂漠の中を疾走し、時には40、50度くらいはあるんじゃないかと思われるような急勾配を下ったりと、それはまるでジェットコースターのよう。
予想以上の迫力に、少しびびり気味。
そして、砂漠の砂丘の上でバギーを降り、そこからサンドボードで滑り下りる。
スノーボードの経験も一回しかない僕は、もちろん転びまくるが、下は柔らかな砂地なんで痛くはない。
砂まみれになりつつ遊ぶなんて気持ちが良い。
子どもの頃に戻ったよう。(精神的にはずっと子どもですが‥。)
ツアーの終わりには、目の前一面に広がる砂漠に沈んでいく夕日も見ることができ、大満足。
これで、40ソルは十分価値あり!!

でも、人生良いことばかりじゃないんですね。
良いこともあれば、悪いこともある。
僕が、カメラを持ってツアーに参加し、カメラを持ってサンドボードをした結果‥‥。
カメラ壊れる‥‥。
この約1年の間旅を共にし、一緒にさまざまな景色を見てきたカメラ。
僕のカメラの腕をその性能でカバーしてくれ、奇麗な写真を残してきてくれたカメラ。
そのカメラが動かなくなってしまった。
あぁ、なんてことだ。
僕の責任以外のなにものでもないのですが、それでもつらい‥‥。
なんでもっと砂が入らないようにビニールで包むなどしなかったのであろう。
今ごろ思っても仕方がないが‥‥。
それでもつらい。
あぁ。
旅を続けていくのにはししょうはないが‥‥。
やはり、つらい。
あぁ。
あぁ。

はぁ〜。
| sin | ペルー 2 | 03:05 | comments(2) | trackbacks(0) |
海沿いの町ピスコの近くにバジェスタ島という島があります。
ここには、カモメ、グアナイ、フンボルトペンギンといった鳥類やオットセイ、ゾウアザラシなどの海獣が住む自然の楽園。
ガイドブックによると、ここは通称「リトル・ガラパゴス」、またの名を「プアーマンズ・ガラパゴス」。
そう、貧乏人のためのガラパゴス!
なんという魅力的な響き。
旅心、くすぐられまくりです。
ここには、ピスコから気軽にツアーで訪れることができます。
代金も、時期によって違うようなのだが、1800円ほどとお手軽。
さすがプアーマンズ・ガラパゴスの名に偽りなし!
ツアーは小型のバスで港に行き、そこでスピードボートに乗り換えます。
港にはペリカンがたくさんたむろしており、島への期待が高まります。
40人ほど乗るボートは、気持ちの良いくらいのスピードを出し海の上を跳ねるようにして進んで行きます。
そして、20分ほどで見えてきました、バジェスタ島。
その小さな島には、たくさんの鳥、鳥、鳥‥‥。
島は鳥の糞で白く覆われているのですが、そこが鳥で黒く見えるほどの数です。
ありきたりの表現で申し訳ないのですが、その光景はヒッチコックの映画「鳥」を思い出させます。
またボートにまで糞の匂いというか獣の匂いが漂ってきます。
それにしても何故こんなに集まっているのか。
気候が適しているとか、餌が豊富にあるとか、いろんな理由があるとは思いますが不思議なもんです。
島の周りには、オットセイなどが岩の上で寝ていたり、海の中を気持ち良さげに泳いでいたりします。
1時間弱くらいの時間をかけ、ボートはその小さな島をぐるっと一回りして、ツアーは終了。
港に戻る途中、イルカが泳いでいるのを見ることもできました。
まさしくリトルガラパゴス。
貧乏人(僕)のためのガラパゴスでした。
| sin | ペルー 2 | 01:26 | comments(0) | trackbacks(0) |
リマに戻ってきてからというもの、毎日新しいカメラ探し。
いったいどんなカメラを買おうか。
ネットでどんな機種があるか調べてみる。
最近は、いろんな機能を持ったカメラがあるもんで、画素数も10万を越えるのもごろごろ。
これもいいな、あれもいいなぁなんて迷ってしまいます。
出費が増えるとは言え、このように悩みながら買い物をするというのも楽しいもんです。
長い旅をしていると、運ぶ荷物が増えることを恐れ、食べる物以外あまり買い物はしなくなります。
買わないことを前提としたお店巡りってあまりおもしろくないもんです。
ですから、今回のカメラを買うためにいろいろと調べ探し回るという行為は、すごくワクワクして胸躍るようなものとなります。
ですから、楽しみに何軒もの電器屋を回ったのですが‥‥。

高い!!
値段がすっごく高いのです。
ネットで調べた日本でのおおよその価格の1、5倍以上します。
しかも、種類も少なく欲しい機種もあまり見当たりません。
カメラ自体、値段が高いものであるので、その1、5倍という金額はかなり高く感じられます。
これだけ値段が違うと、カメラはこれからの旅で必要不可欠の物であるということを頭では理解しているのですが、やはり日本での1、5倍もの金額を払うということに心の奥底から納得することができません。
日本の値段を知っていなければ、もっと素直に買うこともできたのですが。
あんまりなんでも情報が簡単に手に入るっていうのも考えものですね。

それにしても、いったいどうしたらいいのだ。
日本で買ってもらってこちらに郵送してもらうという方法もあるのだが、それだと手間もかかるし、日数もかかる。
それにちゃんと届くという保障もない。
どうしたらいいのだ‥‥。
こうして悩んでいる間にも時間だけはどんどんと進んで行く。
日本のヨドバシカメラには、最新のたくさんの種類のカメラが燦然と輝いて陳列されているというのに、僕にはどうすることもできない。
どこでもドアで一瞬だけ日本に帰りたい。

この旅、初めて日本に帰りたいと思いました。
| sin | ペルー 2 | 08:05 | comments(2) | trackbacks(0) |


リマの街をぶらぶらと歩いていた時のこと。
海賊版のCD、DVDを扱っている店がたくさん集まっている市場にたどり着きました。
しばらくCDなどを物色しながらその市場の中を歩いていたのですが、突然、電化製品を扱っている小さな店が集まっているエリアに遭遇。
なんとそこにはカメラを置いている店もいくつかあるじゃありませんか。
この怪しげなぼろっちい雰囲気、もしかして安いかも。
ためしに値段を尋ねてみます。
日本並みとはいきませんが、今まで聞いてきた値段よりも安い。
少し希望が持ててきました。
さらにしばらくそのエリアを歩いていると、今度は修理屋っぽい店を発見。
もしかしてカメラを直してくれるのか?
尋ねます。
すると修理をしてくれると言うじゃありませんか。
おぉ〜すげ〜。
しかし、ペルーのこんな怪しげな市場の小さい店の兄ちゃんに果たしてデジカメなんてちゃんと直せることができるのか。
半信半疑。
しかし、どうせもともと壊れているもの。
どうなったって問題は無い。
ここは駄目もとでいっちょ修理してもらおう。
兄ちゃん、たのんます。

兄ちゃんは、ドライバーを使いカメラのネジを外して、僕のカメラを分解していきます。
僕はカメラの中身を見るなんて初めての経験ですが、なんとたくさんの部品が使われていることでしょう。
兄ちゃんは、一つ一つの部品をゆっくりとそして丁寧に外していきます。
そして、一時間ほど経つと、それは原形を留めず、もうカメラとは呼ぶことができないたくさんの部品と化していました。
これを再び組み立てることができるのか。
僕には、絶対にできません。
小さい頃、完成の日の目を見ずゴミと化したプラモデルは数知れず。
まぁ、僕がカメラを修理するわけではないんですけれどね。
兄ちゃん、たのむよ。
修理はまだまだ時間がかかりそうなので、一旦店を離れ、夕方再び伺うことにします。

そして、夕方店に行くと‥‥。
カメラは元の形に戻っているじゃありませんか。
そして、動かなくなっていたレンズの部分がスムーズに出し入れできるじゃありませんか。
すげ〜。
兄ちゃんやるじゃねぇか。
しかし、兄ちゃんの表情は暗い。
よくよくカメラを見ると、液晶の画面が写らなくなっている‥‥。
そこは、壊れてなかったのに〜。
兄ちゃん、たのむよぉ。
もうしばらく時間が欲しいということなので、明日再度出直すことに。
果たしてどうなるのか。

そして、次の日の夕方、カメラを取りに行く。
すると今度は液晶画面もばっちり。
すばらしい〜。
と思いますが、フラッシュがなくなっている‥‥。
どうやらフラッシュをうまく取り付けることができなくなってしまったらしい。
もう少し時間が必要らしい。
しかし、フラッシュはきちんと元通り付けることができると、兄ちゃんは自信を持って言う。
本当か?
明日、再び出直すことに。

そして、またまた次の日、店に行きます。
今度はフラッシュもちゃんと付いています。
そして、その他の機能は‥‥。
全てオッケー!!
おおおぉぉ、僕のカメラが生き返った〜。
新しいカメラを買おうとしてごめんよ、やっぱり君が一番だよ。
兄ちゃんもよくやってくれた。
時間はかかったけど、ありがとう。
チップもはずんじゃうよ。
ペルーのテクノロジー?も捨てたもんじゃないねぇ。

そして、カメラも無事復活したところで、今晩の飛行機でいざメキシコシティーへ。
そう今日で9ヶ月あまりの南米の旅も終了。
離れるのは少し寂しい気もしますが、大きな怪我や病気をすることもなくここまで無事旅できたことを感謝。

明日から、中米の旅が始まります。
| sin | ペルー 2 | 08:58 | comments(3) | trackbacks(1) |
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