たびタビ旅
旅日記。中南米、アジアなどの2年4ヶ月半の旅。

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プーノを後にして、ボリビア、コパカバーナへ向かいます。
プーノからボリビアに行くには、二つの国境があります。
その南側にある方は、そこにいる警察官が腐りきっていて、旅行者を呼び止めては荷物検査と称し金品をチェックして、その隙にいくらかのお金を抜き取るということが行われていると悪名高い。
そんな所には寄りたくないのでもちろん北の方の国境を通ります。
そして、念には念を入れてツーリストの多いコパカバーナまでの直通バスで向かいます。

バスは、3時間ほど走って国境に到着。
他の大勢のツーリストと共にバスを降ります。
まずは警察官のいる建物へ。
何故かそこで入国カードにスタンプを貰わないといけないのです。
スタンプを待つ人の列に並びます。
スタンプを押してもらうと、その建物を出て向かいにあるイミグレに行きます。
係官は機械的にスタンプを押し続け、みんな次々にイミグレに向かいます。
僕の番が来たので、パスポートと入国カードを手渡します。
係官はやっぱりあっさりとスタンプを押してくれます。
そして、イミグレに向かおうとすると、何故だかパスポートを返してくれません。
奥の部屋へ行けと言う。
どういうことだ?
少し不安になりその部屋に入ると、そこには二人の年配と若い警察官。
その二人は、僕に荷物を全て机の上に出せと言う。
なんでだ?と訊くと、マリファナなどを持ってないか調べると言う。
仕方ないのでウェストポーチを外し、机の上に置く。
若い方のやつがチャックを開け、ワザとらしく匂いを嗅いだりする。
そして、そこから財布を出す。
僕は、お金を抜き取られてはならぬと、じっと彼を凝視続ける。
結局、財布は開けられることなく元に戻されます。
腹にマネーベルトなど持ってないのかと訊かれますが、いい加減腹が立っていたので言葉が分からない振りをして無視します。
そうするともう行っていいとパスポートを返してくれました。
その部屋を出ると相変わらずスタンプを貰う長い列がありましたが、みんな押してもらうとあっさりとイミグレに向かっていました。
みんな白人のツーリストです。
僕の他に奥の部屋に連れて行かれた人は、中国系と思われる女の子。
そうです、アジア系の人間だけを荷物チェックと称して金を巻き上げようとするのです。
荷物をチェックされたという事実よりも、東洋人だけそのようなことをされる事にムカムカとします。
アジアには賄賂の文化が蔓延っているのであるので金を巻き上げやすいのか。
また、欧米人よりも強く自己主張をすることがないので相手をしやすいと考えているのか。
それとも、単にアジア人を見下しているのか。
なんにしてもムカつきます。
いつの日かそんな彼らに天罰が下ることを祈るのみです。
自分ではどうすることもできない無力感を感じます。
それにしても、日系のフジモリ氏が大統領になったくらいの国なのになぁ。

ボリビアはなんのトラブルもなく無事通過。
いい感じじゃないですか。
再びバスに乗り込むと30分ほどでコパカバーナの町に到着。
ここもチチカカ湖の畔にあるツーリストの多い所ですが、ATMさえない小さな町。
町からは湖を見渡すことができ、のんびりできそうなかなか良さそうな場所です。
しばらく歩き回り、宿を探します。
そして、見つけた宿は、シングルルームでなんと15ボリバール(約250円)!!
もうちょっと払ってもいいのにとさえ思ってしまします。
そう、ボリビアは南米一の物価の安い国。
安い、って素晴らしい。
楽しい旅になりそうです。








| sin | ボリビア | 07:02 | comments(0) | trackbacks(7) |


いよいよボリビアの事実上の首都ラパスにやってまいりました。(憲法上の首都は最高裁判所があるスクレなどですが、政府機関はすべてラパスにあります。そんなことなら憲法も変えればいいと思うのですが、どこかの国と一緒で憲法というのはなかなか変更しにくいものなんでしょうか。)
ここは、首絞め強盗、唾かけ強盗、タクシー強盗などなど数多くの旅人たちがその餌食となってきた物騒な場所。
また、盆地にあるこの町は、車の排気ガスが溜まってしまっていて、空気もとても悪い。
しかし、その反面、物価も安く、物もそろっていて、滞在するにはなかなか居心地の良い場所。
そのため、これまた数多くの旅人たちが、何をするでもなくだらだらと長期滞在してしまうと言う、いわゆる沈没という状態に陥ってしまっています。

そんなラパスに夕方5時半頃到着しました。
宿にチェックインしてまず向かうは「レストラン ケンチャン」。
そう、日本食レストランです。
このレストランの噂は南米中の日本人旅行者に広まっていて、ラパスに来たら是非行けと言われています。
よって、ちょっと前からラパス=ケンチャン、ラパス=ケンチャンと僕の頭の中で渦巻いていたのでした。
そんな訳でいてもたってもいられずケンチャンへ。
注文したのは、僕が海外の日本料理屋で必ず食べると言っていい、カツ丼。
値段は、日本円で500円以上しますが、そんなことは関係ない。(ちなみに町の普通のレストランで食べれば、150円も出せば普通の食事を食べることができます。)
出てきたカツ丼は、日本で食べる物と比べても全く劣ることない、まさしくカツ丼。
味噌汁なんぞもついてきやがります。
美味い、美味い、美味い。
う〜ん、おいしゅうございました。
ごちそうさまです。
こりゃ、みんな沈没もするってもんです。
| sin | ボリビア | 05:33 | comments(0) | trackbacks(1) |


今日は、日曜日。
毎木日曜日にエルアルトと呼ばれる低所得者層が住む地区で、大規模なマーケットが開かれます。
そのマーケットでは、DVD、CD、古着、靴、アクセサリー、電気製品などなどありとあらゆる物が売られています。
服も、パタゴニア、コロンビアなどのフリースなどが格安の値段で手に入るとあって、旅人のみんなも買い込んで日本に送ったりしています。
そんな多くの店が並ぶマーケットなので、その広さも尋常ではないくらい広い。
僕も3、4時間歩き回ったのですが、多分、まだ半分のエリアも見ていないのではないのでしょうか。

そして、夕方4時からは、そのマーケットのすぐ横で開催されるルチャリブレを見に行きます。
ルチャリブレとは、プロレスのこと。
あんまり買い物に興味のない僕にとって、むしろこちらが本日のメーンイベント。
それは、小さな体育館のような場所で行われます。
10ボリバールくらい(約170円)の安い席もあるのですが、外人はリングサイドの席である45ボリバールのチケットしか買えません。
そのため、僕のスポーツ観戦史上、初めてのリングサイド最前列の観戦となりました。

レスラーはやはり覆面レスラーが多く、それも忍者ボリビアーノ、軍服を着たコマンドなんたらなどバラエティーに富んだ人たちが勢ぞろい。
その中には、髪を三編みしスカートを履いた典型的なインディヘナの女の人の格好をしたレスラーもいます。
そんな女の人がトップロープからスカートをはためかせ、華やかに飛び降ります。
う〜ん、これぞボリビアンプロレス。
しかし、はっきり言って、そのプロレスのレベルは目を覆いたくなるほど酷い。
技の掛け合いも、すごくぎこちがない。
流れるようにとはいかず、よいしょ、よいしょ、という感じでたどたどしい。
体つきもぽっちゃりしていて、腹の脂肪がたぷんたぷんとしているレスラーも数多く。
試合後半になると息切れしてきて、更にぐだぐだとした試合内容になっていきます。

そんな試合を観戦するボリビア人たちはどうなのかと言うと、これがその試合内容にそぐわない程の盛り上がり。
山高帽をかぶったインディヘナのおばちゃんが、拳を突き上げブーイングなどをしていたりします。
試合が進むに連れ興奮してきた観客は、みかんの皮、ペットボトル、お菓子などなどをリングのプロレスラーに投げつけます。
そんな物が僕の頭上を次々に飛んで行くのです。
しかし、物が飛んでくるのは後ろだけとは限りません。
場外乱闘中のレスラーも前の柵を押し倒し、飛んで?きます。
いやいやボリビアンプロレス恐るべしです。

試合は進み、最終試合となりました。
そこで今までのレスラーとは体つきも雰囲気も違う、これぞ正義の味方というかっこいいレスラーが登場。
子供たちもその名前を叫んでいます。
試合が始まると、その正義のレスラーは悪役レスラーの反則攻撃によりぼこぼこにやられます。
これぞ、プロレスの王道パターン。
ぼろぼろになった正義のレスラーは、もうこれまでかと言うとき、みんなの声援により一気の反撃に出て、最後の最後で大技を決め悪役レスラーをやっつける。
試合は進みますが、相変わらず正義のレスラーはふらふらになって相手の攻撃を耐えています。
試合も終盤に入りもうそろそろ反撃かと思った頃、リングアナウンサーも正義のレスラーの名前を連呼し会場を盛り上げます。
ちびっ子を中心に場内は大合唱。
果たして、どのような展開で逆転するのか。
固唾を飲んで見守ります。
悪役レスラーが、正義のレスラーを押さえつけます。
ワン、ツー、‥‥スリー!!!
えっ、スリー????
悪役レスラー勝っちゃいました‥‥。
場内シーンと静まりかえります。
子供たちも、呆然。
重苦しい雰囲気の中、みんな会場を後にしていきます。
おいおい、これでいいのかボリビアンプロレス。
恐るべしです。



| sin | ボリビア | 06:12 | comments(2) | trackbacks(29) |


ラパスの北にデスロード、死の道と呼ばれる道があります。
モースト デンジャレス ロード イン ザ ワールドとも呼ばれます。
安全な新しい道が開通するまで、その断崖絶壁に通る細い未舗装の道からは、数多くのバスがその奈落の底に落ちていき、年間200人とも300人とも言われる人々の命を奪ってきました。
その道をマウンテンバイクで突っ走るというツアーがここラパスにはあります。
いったい誰がそんな企画を思いついたのか。
ほんと馬鹿っていうか、凄いっていうか。
2ヶ月前には、そのツアーに参加したイスラエル人が崖から落っこちて死んだらしい。
それでも存在するツアー。
すごいぞボリビア。

ツアーは、まず車でラパス郊外の標高4700mの地点で上がります。
そこで車を降り、いよいよマウンテンバイクにまたがります。
そして、ここから標高1200mの地点まで下り降りるのです。
最初は、舗装されたきれいな道。
ガイドの後ろにつき、その道を一気に下り降ります。
走りやすい道とは言え、かなりのスピードが出てちょっとびびります。
でも、なかなか爽快です。
1時間ほどすると、その道から右に逸れ、いよいよ未舗装の道、デスロードに入ります。
石がごろごろと転がる道を、これまたけっこうなスピードで下りていくガイドの後ろを必死についていきます。
思ったよりは道幅も広く、それほど怖さも感じません。
しかし、ここを少し前までは、大きなバスがすれ違っていた。
そんなバスには絶対乗りたくないと思います。
30分ほど経つとだんだんとその道を走るのに慣れてきます。
そして、だんだんと何も考えず自転車に乗っている自分に気がつきます。
そんな時にふと横を見ると、断崖絶壁。
いかんいかん、ぼーっとしている場合じゃない。

そんなこんなで休憩を挟みながら走ること3時間あまり。
なんとか無事に麓の村まで下り降りました。
この私、恥ずかしながら戻ってまいりました!!

いや〜、しかし本当にこんなツアーよく考えたもんですねぇ。




| sin | ボリビア | 07:13 | comments(0) | trackbacks(5) |


僕は、山登りが大好きってことでもなく、日本ではすることはほとんどないのですが、旅に出るとよくトレッキングに行ったりします。
5年ほど前には、ネパールでヒマラヤに行きましたし、今回の南米の旅でも何度かトレッキングをしています。
かなり標高の高い場所にも行ったのですが、それでも最高がネパールでの5600mあまりの場所。
そして、いつの日からか、6000m以上の場所に登ってみたいと思うようになっていました。
その夢が、ここラパスで叶うのです。
それも、一泊二日、95ドルという手軽さで。
こりゃ、登らないかんでしょ。

目指すは、ラパス郊外にあるワイナポトシ。
高さは、実に、6088m。
こんな高い山に本当に一泊二日で登ることができるのかと思うかもしれませんが、そもそもラパスは標高3800mあまりの場所に位置します。
しかも、そこから車で1時間半ほど走ると、あっという間に標高4700mあまりの場所まで行けるのです。
そうすると、あら不思議、残りたった1400mあまりとなってしまうのです。

初日は、その場所から本格的な山歩きの開始となる標高5130mの山小屋まで歩きます。
道もそれほど険しくなく、2時間半ほどで着いてしまいます。
夕方5時に夕食を取ると、特にすることもなく、6時には寝袋の中にもぐり込みます。
しかし、明日いよいよ6000mに行けるのだと思うと、なんかドキドキしてしまって眠れません。
僕が小さい頃、そう、まだまだ僕が純粋だった頃、クリスマスにサンタさんからのプレゼントを楽しみにワクワクしてベッドに入ったことを思い出します。
しっかりと睡眠を取らなければ明日の登山にも差し支えると思うのですが、そう考えれば考えるほど目が冴えてしまいます。
まぁ、6時なんて時間に寝ようというのがそもそも難しいのですが。
それでも、寝れない寝れないっていう夢をみながらいつの間にかに寝てしまいました。

いよいよ、明日6000mです。
| sin | ボリビア | 02:56 | comments(0) | trackbacks(8) |


夜?朝?12時半起床。
結局、3時間ほどしか寝れなかった。
でも、緊張のためかあまり眠気は感じない。
朝食を食べ、準備を整え2時に出発。
足にはアイゼンを付けた登山靴、手にはピッケル。
ガイドとは、ロープでつながります。
この山の登山では、ガイド一人に対して二人までの登山者しか認められていない。
僕と一緒に登るのは、イギリス人の女の子、キャサリン。
ガイドが先頭、真ん中にキャサリン、一番後ろに僕といった順番で登ります。
星空の下、雪の上をがしがしと歩きます。
雪は柔らかくはなくけっこう固いので、歩きにくくはないです。
急な坂をゆっくりとしたペースで歩きます。
キャサリンも僕と一緒で雪山に関しては初心者。
体力も僕より少し劣るみたいで、しばしば立ち止まり休憩します。
そのため他のグループよりも遅れます。
もっと早く歩こうよとも思いますが、これぐらいのんびりと歩いた方がいいのかもしれないと思い直し、遠くに揺らいで見えるラパスの町の光を眺めます。
その赤い町の光はなんとも美しい。

ゆっくりとゆっくりと標高5500mぐらいまで上がります。
上から男の人が降りてきてすれ違います。
どうやら高山病になってしまったようです。
この辺りで、高山病にかかった人、体力的にきつい人たちが下山し始めます。
高山病は、体力のあるなしに係わらずかかってしまうので、半分運と言ってもいい。
どんだけ山歩きに慣れた若い男でもかかる人はかかってしまうし、運動なんか全然したこともない女の子でもかからない人はかからない。
僕は、幸いにも高山病の兆候は出ていない。
今の所は順調のようだ。
しかし、ピッケルを使ってよじ登らなければならない最初のきつい壁を登ったあたりから息がかなり苦しくなってくる。
頭も痛くないし、体力的にはまだまだ余裕があるのだが、とにかく呼吸が苦しくなってくる。
かなり空気が薄くなってきた。
それほど傾斜のきつくないところでも、少し歩くだけでしんどくなる。
先ほどまでキャサリンの休憩が多いよと少し不満に思っていたのが、休んでくれると嬉しく思ってしまいます。

3時間ほど経つと、はっきりと目的の頂上が見えてきます。
ペースの速いグループのヘッドライトの光が最後の200mほどの急斜面に小さいく見ることができます。
まだまだ緩やかな傾斜でもこんなにしんどい思いをしている僕に、果たしてあの急斜面を登ることができるのか。
不安になります。
キャサリンも同じ思いなのか、僕に登れると思う?と聞いてきます。
あまりのしんどさに無理かもしれないとも思いますが、高山病にもなっていないのに諦めることはできないと、登れるよと答えます。

そして、出発して4時間ほど経過した朝6時頃、標高5900mぐらいの地点に辿り着きます。
ここからが最後の急勾配の登り。
そこは今までのように歩くのではなく、手と足をフル活用してよじ登らなくてはならない。
多分傾斜はあ60度とかあ70度くらいじゃないかと思うのだが、僕には90度にも見える。
こんな所、登れるのか?
右手にピッケルを持ち、それを雪壁に突き刺しながら、ゆっくりゆっくりとよじ登る。
不思議なことに先ほどまでより、息苦しさは感じない。
ふと、後ろを振り返ると、夜が明けてきて、空が赤く染まってきているのが見える。
綺麗です。
でも、今はまだそれをゆっくりと楽しむ余裕はありません。
ただただ目の前の斜面を見つめ、登るのみ。

しばらくするとすぐ上の方に人の姿が見えるじゃありませんか。
あれ程上に見えた頂上が、いつの間にかすぐそこにありました。
もう、ちょっとだけ。
半分、無理じゃないかと思っていた頂上まで、後わずか。
なんか涙が出そうになります。
そして、出発して5時間経った、7時頃。
とうとうその6088mの頂に立ったのでした。
遠くの空を眺めると、ちょうど朝日が昇ってきたところでした。
またまた涙が出そうになりました。

僕は、やったぞ〜。
もうこれ以上登るところはないんです。
でもね、これから山を下らなければならないんです。
あぁ、もう疲れ果てました。













| sin | ボリビア | 07:43 | comments(2) | trackbacks(21) |


ラパスは恐ろしいところだ。
数々の旅人を沈没という名の落とし穴にはめていく。
今朝も、既にバスチケットを買っていて旅立つはずの人が、明日に出発を延ばすという決断を下した。
こうして、また一日ラパスの魔の手に絡めとられていく。
恐ろしい‥‥。

僕のラパスでの一日。
朝8時頃、起きる。
朝食は、宿の近くのフルーツジュース屋さんで、フルーツサラダを買ってくる。
これは、バナナ、マンゴー、イチゴ、ブドウなどなどの果物をカットして盛り付け、ヨーグルトを上からかけた物。
これは、僅か50円ほどしかしないのに、ボリュームたっぷりビタミンたっぷり、もちろん味も申し分ない。
至高の朝食。
朝食を食った後、月の谷と呼ばれる観光地に行こうと考えていたが、朝早くから雨が降り出している。
よって、行く気を無くす。
何をするという訳でもなく、テレビを見ながら宿のみんなと談笑。
気がつくと、いつの間にかに昼12時。
ということで、昼飯に。
近くのマーケットへ。
ここには100円ほどだせば腹いっぱいになる安食堂がたくさんある。
パスタの上に煮込んだ肉を載せたものを食す。
これまた美味い。
歓喜の昼食。
昼食の後は、インターネット屋に。
一時間を、これも50円ほどでできる。
安い。
しかも、普通に日本語で打てる。
嬉しい。
ネットを終えると、いったん宿に戻る。
そして、石鹸、シャンプー、タオルなどの準備を整え、次はサウナへ。
ここの入場料は、350円ほどするのだが、普通のサウナに加えスティームサウナ、また小さいながらもプールもある。
普通のサウナとスティームサウナを交互に入り、汗を搾り取る。
更にまた350円ほど払うと、一時間のマッサージも受けることができる。
至福のひと時。
サウナを出ると、またフルーツジュース屋へ向かい、今度はイチゴミルクジュースを乾いた咽に流し込む。
ああああああ〜。
言葉にならない。
夕食は、日本料理屋の「ケンチャン」へ。
いったい何を食べようか、迷いまくる。
何を食べても美味しいのだが、注文寸前でカツ丼をうっちゃりトルゥーチャ(マス)刺身定食に軍配へ。
うまい、うまい、さいこー、さいこーという言葉しか出てこない。
究極の夕食であります。
食前食後には、店に置いてある漫画「ワンピース」「リアル」などを読み、目頭を熱くさせる。
そう、ここは、日本。
アイスクリームを買い食いしながら宿に戻ると、12時近く。
テレビをつけると南米でも人気のアニメ「ドラゴンボール」がやっている。
もちろんスペイン語吹き替え。
ピッコロ大魔王は、セニョールピッコロです。
懐かしいねぇなんていいながら宿のみんなとまたまた談笑。
こうしていつの間にか夜が更けていきます。

そうして、また次の日が始まり、いそいそとフルーツサラダを買いに行くのです‥‥。
ラパス‥‥、本当に恐ろしい所です。


| sin | ボリビア | 09:20 | comments(2) | trackbacks(14) |


やっとこさラバスを発ち、次なる町ポトシへやってきました。
夜行バスに乗ったものの、着いたのは朝の4時半過ぎ。
早すぎるって。
しかも、めちゃくちゃ寒い。
それもそのはず、ここラパスは標高4070mに位置する世界最高地の町。
何でも世界最高と聞くと嬉しい性質ですが、眠くて寒くて辛いです。
とりあえずバスターミナルの近くの店で、暖かいコカ茶を啜りながら日が昇るのを待ちます。

ポトシは、16世紀に銀山が発見、開発されて以来新世界最大の都市として栄え、現在でもスズ、銀、銅などを産出する鉱山都市である。
ここでは、その鉱山の採掘現場をツアーに参加して見学することができるのです。
それも昔使われていた場所ではなく、現在行なわれている現場を見ることができるのです。
宿に荷物を置くと、さっそく朝8時15分からのツアーに参加します。
汚れてもいいように雨ガッパの様な厚いビニール製の服を着て、頭にはヘッドランプ付きのヘルメットを被り、いざ出発。
まず、マーケットに立ち寄り、鉱山労働者へのお土産として、ジュースやコカの葉、タバコ、ダイナマイト等を買いこみます。
ダイナマイト!
そう、ここでは、だれでも気軽にダイナマイトを買うことができるのです。
さすが鉱山の町ってところですかね。
そして、いよいよ鉱山に向かいます。
その入口は、身長177cmの僕が少しかがまなければならない位の小ささ。
そこにはレールが引かれ、掘りだした鉱石を積んだ小さなトロッコが行き交っています。
まさしく現在進行形の鉱山。
ガイドの案内の元、その奥へと進んで行きます。
その真っ暗闇の中は、進むほど更に低く、狭くなり、しゃがまなくては進めない所もあります。
場所によっては、しゃがむどころか這いつくばらなくてはなりません。
さらに中の道は、幾層にもなっており上り下りもしなければなりません。
予想以上のきつさ。
服もあっという間に埃まみれになります。
しかし、なんと言っても辛いのは、その空気の悪さ。
もうもうと立つ砂煙が、ヘッドライトの光の中に見てとれます。
そして、この中にはかの悪名高きアスベストもたくさんあるらしいのです。
マスクを買ってこなかった事を後悔します。

この鉱山の中では、12歳ほどの少年から60歳ほどの年配の男の人までたくさんの人達が働いています。
1日8-10時間、その間、食事を取らず、代わりにコカの葉を噛みながら、働き続けます。
いったいどれだけ体に悪いことか。
20年もすると大抵は体を壊し、働けなくなるそうです。
文字通り命を削る仕事。
早死すると分かっていながらここで働く人達は、どういう気持でいるのでしょうか。
ツアーのガイドは昔、同じ様にここで働いていたそうですが、怪我をしたきっかけにガイドに転身したそうです。
早くここを辞めることができて自分はラッキーであった、そして、自分の息子にはここで働くことは勿論、ガイドの仕事さえやらしたくはないと言っていました。
それでも、この仕事をする以外に選択の余地がなく、ここでもくもくと働き続けなければならない男たちが大勢いる現実。

2時間半程の鉱山内のツアーを終え、再び日の光の下に戻ります。
その目も眩む様な明るさに、そして、その清みきった空気に、心からほっとします。
しかし、この瞬間にも、いやこの先何年もの間暗闇の中で働き続けることになる男たちがいるのです。
このような仕事をせずにすむという自分の生まれた環境のありがたさ。
自分って恵まれてます。

しかし、デスロードのツアーもそうでしたが、こんな鉱山さえもツアーにして観光地にしてしまうボリビア。
たくましいって言うか、凄いって言うか、なんて言ったらいいんでしょうねぇ。
| sin | ボリビア | 03:30 | comments(0) | trackbacks(0) |


古い型のトヨタランドクルーザーに乗り、街を11時頃出発。
今回のメンバーは、アイルランド人の男の人、イスラエル人の女の人、ドイツ人とスイス人のカップルと僕の5名だ。
1時間ほど走った後、土産物などを売っている小さな村へ到着。
そして、そこからいよいよ本日目指す場所へと入って行くことになる。
車は、ずんずんと進んで行く。
そこは、真白な世界。
見渡す限りの真白な世界。
しかし、これは雪ではない。
その証拠に触ってみても冷たくはない。
そして、その触った手を舐めてみると・・・、しょっぱい。
そう、これは塩なのだ。

ポトシより西へバスで6時間ほど走った所にあるウユニから、ウユニ塩湖への2泊3日のツアーに参加している。
ウユニ塩湖は、ボリビア、いや、南米随一の観光地。
大昔、地殻変動によりアンデス山脈が隆起してできた時、一緒に海水も持ち上げられそれが干上がってできたものであるらしい。
その広さ12000平方キロメートルを誇る世界最大の塩湖を見るために、世界中から大勢の観光客が集まる。

車は、更に、塩湖への奥へと進んで行きます。
そして、魚の島と呼ばれる場所に辿り着きます。
別に水があるって訳でもないのに「 島」って呼ばれるのもよく考えればおかしな話とは思いますが、白い塩の大地に囲まれたそこは、確かに「 島」です。
高さ10mはあろうかと言う大きなサボテンが林立するその島の頂上に上り、回りを見渡します。
やはり遠くまで続く広大な白い世界。
この湖では、車が船の代わりとなりその上を走り回ります。
そして、人は誰でも奇跡の人となり、その湖面を自由自在に歩き回ることができるのです。
ちょっと不思議で素晴らしい景色です。
このような風景を目のあたりすると本当に嬉しくなってしまいます。
まだまだ世の中には、僕が目にしたことのない素晴らしい場所がたくさんあるものだと再認識させられます。
長い旅をしていると、日々いろいろな風景、遺跡などを見ることにります。
最初の頃は、ウォーなんだこりゃーすげーなんて感動しまくっているのですが、慣れとは恐ろしいもので、その内ふーんこれなら前にも同じ様な物を見たことがあるななんて変に冷やかな目で眺めてしまうことにもなります。
しかし、ここは僕に素直に感動する事の大切さを思い出させてくれました。
やっぱり、旅っていいな。

ちなみに、雨期のウユニ塩湖は、その表面に薄らと水が溜まり、それが日の光に反射して鏡の様になって、そこに青い空と白い雲を写し込み、なんとも言えない素晴らしい景色になるようなのだ。
あぁ、それも見てみたい。
| sin | ボリビア | 06:02 | comments(0) | trackbacks(0) |


ツアー二日目は、塩湖での朝日を眺めた後、塩湖に別れを告げ一路進路を南に進みます。
少しづつ高度を上げながら広い荒野の未舗装の道を砂煙をあげながら爆走します。
途中、いくつかの湖に寄ったりもするのですが、昨日のような感動はありません。
車の中から外を眺めていても、いつの間にか寝てしまう始末です。
昨日あれだけ素直な心を持つ大切さを感じたのに今日にはこの有様。
人間そう簡単には変われるもんじゃありません。
でも退屈なものは退屈なんでい!

夕方4時頃、二日目の宿泊地に到着。
ここは、標高4300m余りあることもあり気温もかなり低く寒い。
そこで、少しでも体を動かして暖くなろうということで、他のツアー会社で来ている人達も一緒に10人程で サッカーをすることに。
高地でのサッカーと言えば、今年FIFAが健康場の理由により、標高2500m以上での国際試合の禁止を決定しました。
これにはもちろん高地にある国、ボリビア、エクアドル、コロンビアなどは反発し、ボリビアの大統領はその安全性を実証するべく自ら5000mほどの高地でサッカーをしたほどでした。
僕もこの決定には少しかわいそうな気もします。
健康上の理由と言うなら、気温の高い所での試合は大丈夫なのかとも言いたくなります。
僕がそういう複雑な思いを持ってこのサッカーの試合に臨んだ・・・ってことは全く無かったのですが、これが想像以上にきつい。
肺が文字通り破裂しそう。
あまりの息苦しさ、しんどさに、こういう遊びのサッカーではみんなあまりやりたがらないゴールキーパーが大人気。
みんな走りません。

やっぱり高地では無理かな・・・。
| sin | ボリビア | 08:57 | comments(0) | trackbacks(0) |
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