たびタビ旅
旅日記。中南米、アジアなどの2年4ヶ月半の旅。

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コロンビアを出国し、エクアドルにやってきました。
コロンビアからの出国なので荷物検査とか厳しくやられるかなと思っていたのですが、何もチェックされずただパスポートに出入国スタンプをもらうだけでした。
ここエクアドルももちろんスペイン語なので、別に標識の文字が変わるということもなく別の国に来たという実感はあまりないです。
でも、ここエクアドルは通貨がアメリカドル。
コインは独自の物を持っているのですが、紙幣はアメリカドルそのまま。
すぐに物価を把握しやすく良いことは良いですが、なんかアメリカ以外でドルを使うって変な感じがします。
エクア(ドル)だけにドルを使うのでしょうかねぇ。
すんません、しょうもなくて。
以後気をつけます。

国境から首都キトまで一気に行こうかと考えていましたが、キトの少し北にあるオタバロという町で大規模なサタデーマーケットが開かれるというのでそこに一泊することに。
ここのマーケット、その評判通りすごく賑やかで楽しい。
インディヘナの人たちも、民族衣装で着飾っています。
コロンビアではあまりインディヘナの人は見かけなかったので、違う国に来たのだなということをやっと実感できました。
このマーケットでは服やアクセサリーなどの小物などたくさん売っています。
たまに欲しいなぁと思うものもありますが、荷物が増えることを考えるとどうしても買うことを躊躇してしまします。
その点、食べ物は食べてなくなってしまうので、ついついいろんな物を買い食いしながら歩いていまします。
あぁ、幸せ。

また、町外れには動物マーケットもあります。
そこには、豚や牛や羊などが売られており、インディヘナのおばちゃんらが豚の首に紐をくくりつけ立っている姿はなんとも微笑ましい。
また、豚って昔「ベイブ」って映画があったように、なかなか可愛いんですよね。
日本でもペットとして飼えないかしらんと思ってしまいます。
でも、ペットとして飼うのはいろいろと難しいことがあるのかなとも思います。
僕の自分の部屋は豚小屋なみの汚さではあったんですがね。
ブーブー。
| sin | エクアドル | 04:46 | comments(0) | trackbacks(2) |


エクアドルの首都キトはどのような町か、実際に訪れるまでは良いイメージも、悪いイメージもなく、漠然とエクアドルの首都なんだというくらいにしか考えていなかった。
だから、いざ訪れてみると期待してない分だけ、その古い町並みの残るおもむきのある風景にちょっと感動してしまった。
泊まった宿は、旧市街にある「スクレ」という有名な日本人宿。
首都でありながら、シングルルームで一泊2、5ドルという破格の安さ。
しかも、僕の泊まった部屋からは、すぐ横にある広い広場を見渡すことができて、なんとも良い眺め。
そんな素晴らしい場所であるのだが、唯一の難点はここ旧市街は夜になると治安が悪くなるということ。
昼間は、たくさんの人で賑わっていた広場や通りも、夜9時を回ると急に人がいなくなってしまう。
ボゴタでは、夜12時を回っても普通に町を歩いていたのですが、さすがにここは気持ちが悪く夜になると大人しく部屋におりました。
おかげで早寝早起きの健康的な毎日です。

そして、ここキトで嬉しいことは、安くて旨い中華料理店がたくさんあるということ。
コロンビアやベネズエラでも確かに中華料理を食べることができたが、メニューの種類がチャーハンぐらいしかなかったり、味付けが異常にしょっぱかったりととても旨い!これが中華だ!と言えるものではなかった。
しかし、ここでは日本で食べる中華料理と比べても遜色がないくらいのものが2ドルくらいで食べれちゃったりします。
よって毎日、中華料理ばかり食っております。
中国4000年の歴史に、感謝!!
| sin | エクアドル | 10:44 | comments(0) | trackbacks(0) |


キトよりバスを乗り継いで一時間半ほどの近郊にある、「赤道」を見に行ってきます。
ここエクアドルは、赤道上にある国なんです。
そもそもエクアドルという国名は、スペイン語で赤道と言う意味なのです。
そんな訳でここに来たら是非とも赤道は見に行かなければならないのです。

バスを降りると、目の前に丸い球体を天辺に載せた大きなモニュメントが遠くに見えます。
さっそく入場料を払い公園内に入り、そのモニュメントを目指して歩いていきます。
公園内には、たくさんの土産物屋やレストランが立ち並んでいます。
その横を通り、5分ほどでそのモニュメントの前に到着。
そこには、その大きな建物を中心にして、赤い線が引かれているじゃありませんか。
これぞ、まさしく赤道。
北半球から南半球へ、南半球より北半球へ、あっという間に移動できます。
というより、北半球と南半球に同時に立つことができるのです。
そう、地球の真ん中、それが赤道なんです。

しばらくそこを堪能した後、その公園を出ます。
そして、お次は、目の前の道路を左手に歩いていきます。
歩くこと10分ほど、今度は寂れた小さな博物館の前に到着。
そこに入ると‥‥。
なんとここにも、あか〜い線が引かれているじゃありませんか。
そう、ここにも赤道があるのです。
ここのものは先程の立派なものと比べると大変貧素なもの。
しかし、この小さな博物館にあるこの貧素なものこそ本物!の赤道。
と言うのも、昔、赤道と思われる場所に観光のために立派なモニュメントを建て「世界の真ん中」としてアピールしたのですが、後年になってGPSにより再測定したところ、赤道の位置がずれていることが発覚したようなのです。
そのずれていた場所こそ、この博物館の赤道なのです。
しかし、今さらこんな立派な建物を造ったのに違うとも言うことができないのか、こうして2つの赤道が存在するのです。
大人の事情ってやつですかね。
大人って汚い‥‥。
| sin | エクアドル | 11:23 | comments(0) | trackbacks(0) |


キトから南へバスで4時間ほど、バニョスにやってきました。
ここは山に囲まれた小さな小さな町。
近くには大きな火山もあります。
そのため、ここにはたくさんの温泉があるのです。
そもそもこの町の名前バニョスは、浴室とかいう意味なんです。
と言うことで、さっそく朝10時から温泉に入りに行きます。
ここの温泉は、外国にある温泉の例に漏れず、水着着用のプールのようなものなんですが、湯温が日本人好みのしっかりとした熱さがあります。
そんな湯の中に入り、横に流れ落ちる滝や周りを囲む緑の山々を眺めていると、「極楽、極楽」とも言いたくなるってもんです。
湯にのぼせると、水シャワーを浴びたり、冷水のプールに入ったりして体を冷まし、また湯に入ることの繰り返し。
3時間ほど、のんびりといたでしょうか。
日本人冥利?につきるってもんです。
しかし、ただ一つ残念なこと。
それは、他の客がおっちゃん、おばちゃんや子供ばかりで、若い女の子がいないということ。
男冥利にはつきない場所でした。
| sin | エクアドル | 11:24 | comments(0) | trackbacks(7) |


リオバンバという町から、観光列車に乗ります。
この列車はアンデス山脈を走り、「ナリスデルディアブロ(悪魔の鼻)」と呼ばれる切り立った山の風景を見ることができます。
この列車は40名乗りの一両編成の小さなものですが、何と言ってもこの列車の売りはその屋根に乗ることができて、周り雄大な山の景色を360度楽しむことができるということであった。
しかし、今年2月屋根に乗っていた日本人が工事中のぶら下がった電線に巻き込まれて死亡するという悲しい事件が起きてしまった。
そのため、現在では残念ながら屋根に上ることはできない。
屋根に上がれないのならこの列車に乗る価値はないかなとも思ったのだが、せっかくここまで来たことだし行ってみることにした。

朝7時に列車は出発。
最初は山というより、湖などが広がる広い草原を走る。
それほど素晴らしい景色という訳でもないが、がたがたと小刻みに揺れるオンボロ列車に揺られているのもなかなか心地良い。
よく考えれば、南米に来てからの初めての列車の旅だ。
南米には、市内を走る地下鉄や電車はあるものの、長距離を走る列車はほとんどない。
バスの旅とはまた違った風情があって良い。
乗客は、バックパッカーと言えるのは僕一人で、他の客はほとんどがツアーで来ているような団体の人たちが多い。
そのためガイドがその車内の雰囲気を盛り上げようとして、いろいろと話をしたり歌を歌ったりする。
その内、乗客の一人一人が立ち上がり、歌を披露したりする。
まぁ楽しいことはいいことなんで、僕も一緒に手拍子をしたりする。
しかし、ふと気づくとそのガイドが僕の近くに立っているじゃないか。
嫌な予感がする。
すると、そのガイドがどこから来たの?と話しかけてきた。
更に嫌な予感が倍増。
日本ですと答えると、それでは日本の歌を歌ってもらいましょう〜!!ときた。
嫌な予感が的中。
車内が盛り上がる。
おいおい勘弁してくれよ。
僕は歌は下手だし、そもそも歌詞を覚えている歌なんて無い。
いったいどうしたらいいのだ。
そんな僕に更に追い討ちをかけるように、ガイドがさぁ歌ってくださいと催促してくる。
う〜ん、何か歌えるものはないか。
駄目だ、歌える歌が思いつかない。
僕は、恐る恐るガイドに歌えないと伝える。
車内は盛り下がる。
すんません、みなさん。
でも、歌えないものは歌えないのです。
せっかくの楽しい旅を僕のせいですみません。
あ〜こんなことなら何か一曲くらい歌える歌を覚えておけば良かった。

列車は、そんな僕の思いとは関係なくアンデスの山の中をゴトゴトと走り続けるのでした。
| sin | エクアドル | 06:08 | comments(5) | trackbacks(0) |


エクアドル第3の都市で世界遺産でもあるクエンカに滞在中。
今日は、日曜日ということで町近郊の村で開かれるサンデーマーケットを見に出かけます。
グァラセオ、チョルデレグ、シグシグという3つの村を巡ります。
どの村の市場も、果物や野菜を中心とした生鮮品を主に扱う市場でした。
やはりエクアドルってことで、バナナが目立っていたかな。
一本だけ買って(10円くらい!)食べましたが、甘くて美味かったです。
ほとんど観光客の姿を見かけることはなく、地元の人のための市場という感じで活気があり面白かったです。
この辺りのインディヘナのおばちゃんは、みんな白いパナマ帽を被っているのですが、それがなんとも可愛らしい。
僕も試しに一回被ってみましたが、僕のでっかい頭には小さすぎ、被るというより載せるという感じになってしまいました。
帽子を選べない可哀そうな僕。

チョルデレグの村を歩いている時には、朝っぱらからビールを飲んでいる若者のグループから呼び止められました。
エクアドルに来て10日間ほど経ちましたが、こんなことは初めてです。
街を歩いていても、声を掛けられることはありません。
時おり小さな声で「チーノ(中国人という意味)」とこそこそと話しているのが耳に入る程度です。
別に日本人、東洋人に対して偏見を持っているという感じではないのですが、そういう国民性なのか相手にしてくれないのです。
バスの中では年寄りや小さな子供連れの女の人に席を譲る場面をよく見ることがあるなど、心優しく礼儀正しい人が多い(多分)と思うのだが、なんせ暗い。
いったいなんなんだ。
陽気で楽しい人々が多いコロンビアから来たので、余計そう感じます。
だから今回呼び止められた時には、正直少し驚きました。
彼らにはビールをご馳走になりながらいろいろと聞かれました。
まぁ、僕がスペイン語を話せないので、どっから来たのかとか、何をしているのかとか簡単なことしか理解できませんでしたが。
そんな僕にお構いなしに、ぐでんぐでんに酔っぱらった彼らは早口のスペイン語でなにやら話しかけてきます。
同じことも何回も聞いてきます。
お前はどこの国から来たのかという質問は3回くらい聞かれたでしょうか。
とにかく酔っぱらっていて訳分かんないんで、とりあえず乾杯〜って言ってビール飲んでました。
そんな彼らと別れて次の村は向おうとすると、まぁまぁもっといいじゃねぇかぁと引き止められましたが、このままではいつここを離れることができるのか分からないので半ば強引に席を立ちました。
でも、そんな僕をバスが出発する場所まで連れて行ってくれ、そして、そのバスが来るまで一緒に待っていてくれた優しい彼らでした。

普段は少しシャイで大人しく何を考えているのかよく分からないのだが、酒を飲むと陽気にはしゃぎまくるエクアドル人。
何かに似ている。
あっ、日本人だ‥‥。
| sin | エクアドル | 08:34 | comments(0) | trackbacks(2) |


南米と言えばマチュピチュを筆頭とするインカ帝国の遺跡。
ここクエンカの郊外にもインカの遺跡インカビルガがあります。
インカと言えばペルーが有名なんですが、インカ帝国は北はエクアドルから南はチリ北部までの広大な領土を持つ国だったのでここにもその遺跡があるわけです。
そして、インカの遺跡は僕にとってはこの旅初めてのものとなります。
ちょっと心踊る思いがします。

朝9時発の遺跡への直通バスに乗りこみます。
たくさんの観光客が乗っているのかなと思いましたが、月曜日のためか予想に反して5、6人ほどの少し寂しい人数でした。
そして、2時間半ほどかけて着いた場所は山の奥の寂れた村の側でした。
いやーなんともわびしい遺跡です。
いやこういう場合は、趣きがあると言った方が良いのでしょうか。
遺跡自体よりも周りの景色の方が素晴らしい。
インカの遺跡ということにちょっと期待しすぎたのでしょうか。
そもそもすごい遺跡だったらもっと有名でしょうからねぇ。
僕もクエンカに来るまではその存在を知らなかったくらいですから。
とは言ってもせっかく時間をかけて来たのだから遺跡内を歩いてみます。
ポカポカと天気も良く、遠く緑の山々を見渡しながら歩くのはなかなか気持が良いもんです。
しかし、小さな遺跡なんで1時間もするとだいたい見てしまいました。
もっとなにかないかなと見渡してみると遺跡の横に下る石の階段があるじゃないですか。
おおぉ、もしかして何かあるのかもしれないと、さっそく下りてみます。
そこには、・・・別に何もありゃしない。
民家が一軒見えるだけです。
チェッと思い、戻ろうとしたその時・・・。
グキッ!!
いてー!!!
足を挫きました。
痛い痛い痛いよー、こんな所に草に隠れて段差があるなんて。
これはもしやさっき遺跡をバカにした罰が当ったのか?
インカの呪いだー!!!

って、そんな呪い聞いたことねえなぁ。
| sin | エクアドル | 06:45 | comments(0) | trackbacks(2) |


クエンカから南へバスで4時間半ほどかけてロハに行き、そこでミニバスに乗換え走ること更に1時間半。
そこに長寿の村ビルカバンバがあります。
ココは緑の山々に囲まれた自然豊な小さな村で、標高1900mあまりの場所にあり暑くもなく寒くもなくというとても快適な気候です。
そのような恵まれた環境のためか、100歳を超えて長生きをする人が多く長寿の村として有名なのです。
そして、そんな居心地の良い場所をツーリストが放っておくはずもなく、今現在 多くの宿が立ち並ぶ村となっているのです。
僕がここを訪れた目的は、ホーストレッキングや山歩きをするといったアクティブなことではなく、ここ何日か移動や観光で動きまわる日々が続いていたので、ここでのんびりしてその疲れを取り、あわよくば少しでも寿命を延ばしてやろうという魂胆なのです。
ボケて周りにどれほどの迷惑をかけようと、僕は長生きがしたいのです。

長寿の村と言うからには、広場にはこれでもかという程のおじいちゃん、おばあちゃんがうじゃうじゃといて、世間話に花を咲かせているのかと思いきや、ほとんどその姿を見かけない。
いったいどこに隠れているのか。
若い女の子の姿ならまだしも、老婆の姿をどうしても見たいとは思いませんが、気になるところです。

僕の泊まった宿は、プール有り、スチームサウナ有り、バスケット、フットサル兼用のコート有りとのんびり過ごすにはうってつけの、いかにもイスラエル人が好きそうな所。
案の定、宿内にはいたるところにヘブライ語で書かれた貼紙がしてあり、たくさんのイスラエル人が宿泊していました。
チェックインして、のんびり本でも読もうかとしたところ、イスラエル人にサッカーをするんだけれど人数が足りないのでやらないかと誘われました。
捻挫による足の痛みが残るものの、誘われたからにゃやらねば男がすたると参加することに。
やり始めるとやっぱり熱くなるもんです。
足の痛みも忘れ、息をゼーゼーと切らしながらがんばっちゃいました。
いやーいい汗かいたね。
しかし、コンクリートの上を調子に乗って裸足で駆けずり回ったために、足の裏の皮がずる剥けてしましました。
いてぇよぉー。
身体を癒すつもりが、さらに痛めることとなってしまいました。
これじゃぁ、ボケるまで長生きは出来なさそうです。
僕の身内の方、御安心を。
| sin | エクアドル | 02:22 | comments(2) | trackbacks(2) |
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